カナダ永住権ファミリークラス国内申請取得までの流れ【2018-2019体験談】

こんにちは!

カナダ東部の田舎町に住むMACOです。

2018年3月25日にカナダの永住権を申請し、2019年3月1日にカナダ永住権を取得しました。

IRCCが発表している国内申請の審査期間は約1年。約束の1年以内に永住権を取得でき、感謝の気持ちでいっぱいです。

とはいえ、待ち時間が長い永住権。『私の書類、忘れられてるんじゃ…?』と心配になったことも1度や2度ではありません。

今日は、カナダ永住権のファミリークラス国内申請の取得までの流れをご紹介します。

なお、取得方法(取り方)や費用については、カナダ永住権【結婚編】必要書類とビザの取り方2018~2019年!申請費用もにまとめていますので、ご参考になれば幸いです。

 

 

カナダ永住権ファミリークラス(国内申請)申請時の私の状況【2018-2019体験談】

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まず最初に、私がどのような条件でカナダ永住権を申請したのかをご紹介します。

こちら。

  • 夫:カナダ人(学生)
  • 私:日本人
  • 子供:なし
  • ファミリークラス
  • カナダ国内から国内申請
  • OWPを同時申請
  • 申請前にビジタービザで入国

日本で書類を揃え、カナダに渡航。カナダ国内から永住権申請書類を提出しました。

次の項目では、取得までの流れを具体的にご紹介していきます。

 

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カナダ永住権ファミリークラス(国内申請)取得までの流れ【2018-2019体験談】

カナダ永住権取得までの流れ一覧

カナダ永住権ファミリークラス国内申請の取得までの流れ【2018年〜2019年】をタイムラインにまとめました。

【2018年】

  • 3月25日:ミシサガへ書類発送
  • 3月28日:書類受取を確認
  • 4月22日:夫にUCIとApplication Numberが記載されたメールが届く(AOR)
  • 5月上旬頃:ビジタービザの延長を申請
  • 7月09日:オープンワークパーミット (OWP)取得のお知らせが届く
  • 7月17日:OWPを郵送で受取り
  • 9月20日:健康診断(Medican Exam)の要請がメールで届く
  • 10月1日:健康診断を受診
  • 10月25日:健康診断に合格→Medical Exam Passedに変わる

 

【2019年】

  • 1月24日:Eligibility Passedのレターがメールで届く
  • 1月25日:夫のSponsorship合格のお知らせがメールで届く
  • 1月30日:eCASがDecision Madeに変わる。Inland Landing Letterが届く
  • 2月28日:COPRがメールで届く
  • 3月1日:カナダ永住権取得
  • 4月1日:PRカード受取

 

それぞれの流れについて、順を追って詳しくご紹介していきます。

 

永住権書類をミシサガへ発送&受取を確認

2018年3月25日、永住権書類をミシサガへ発送し、3日後の28日、ネットで受け取りを確認しました。

ちなみに、私がカナダへ渡航したのは2017年11月下旬なので、永住権申請までに4ヶ月ほど時間が掛かっています。

これは、夫が忙しかったのと、私自身、初めてのカナダの冬で気持ちが落ち込んでいたのとで、なかなか申請書類作成が進まなかったのが原因です(笑)

今となっては大したことではないんですが、最初の冬は本当に気持ちが沈み、ひどいホームシックになりました。

日本から持ってきた書類がどんどん古くなることへの焦り、カナダから出国できないこと(推奨)への不安に一念発起し、必死で書類を完成させたのを覚えています。

 

ホームシック体験談はこちら。

>>ホームシックの症状や克服法!海外留学や国際結婚で辛い時の対処法9つ

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夫宛にUCIとApplication Numberが記載されたメールが届く(AOR)

4月22日、夫宛てに、UCIとApplication Numberが記載されたメールが届きました。

メールのタイトルは『Immigration, Refugees and Citizenship Canada: Information about プリケーションNo.〇〇』。おそらくこれがAOR(Acknowledgment of receipt)だと思うのですが…。

うろ覚えですが、この時、IRCCアカウントにリンクさせようとして失敗し、そのまま忘れるという凡ミスを犯しました。そのことに気付くのは、約半年後の10月…(´-`).。oO

また、AORから少し後の5月下旬に、ビジタービザの延長の申請を行いました。

 

オープンワークパーミット(OWP)取得

7月9日、夫宛てのメールで、オープンワークパーミット(OWP)発行のお知らせが届きました。その後、17日に郵送でOWPの書類を受領。

申請から約3ヶ月ほどでOWPを取得できたことになります。

余談ですが、私が住む州はOWPがあれば、州の保険加入・運転免許証の書替、SINナンバー取得ができたので、すぐに手続きを行いました。

州保険に加入できたため、プライベートの保険を解約。渡加の際に保険期間6ヶ月、満期時にさらに6ヶ月延長した保険。条件が揃っていたので、残りの期間は払い戻しをしてもらえました。

州保険に加入できたことですごく気持ちが楽になり、『日本に帰れないのは嫌だけど、まぁ気長に待つか。』という悟りの境地に(笑)

 

関連記事はこちら。

>>カナダで運転免許証(日本)を書き換える方法【国際免許は期限に注意】

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>>SINナンバー(Social Insurance Number/カナダ)の取得/更新方法!必要書類も

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健康診断(Medical Exam)受診と合格

9月20日、夫宛てのメールで健康診断(Medical Exam)のお知らせが届きました。

10月1日にIRCC指定の病院で健康診断を受診し、10月25日に健康診断合格→IRCCアカウントの進捗状況が『You passed the medical exam.』変わりました。

噂によると、健康診断は2〜3週間ほどで合否がでるようなのですが、私の場合、病院の手違いで書類を送付するのが遅れ、その分余計な時間が掛かりました。

病院から結果が送付された翌々日すぐに、IRCCの進捗状況が『You passed〜』に変わったので、よくチェックしておくといいと思います。

 

関連記事はこちら。

>>カナダ永住権の健康診断(メディカルチェック)の費用と流れを解説!体験談も

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IRCCアカウントにリンク

10月4日、健康診断を受けたことがきっかけで、IRCCアカウントにアプリケーションをリンクしていないことに気付きました。

この時の衝撃ったらもう…!!


永住権関係のフォーラムでよく見る『You passed the medical exam.』ってどこで見れるんだろうと試行錯誤した結果の発見でした。

 

Eligibility Passedのお知らせがくる

2019年1月下旬、『You have a new message in your account for application No.〇〇』というタイトルのメールが。

IRCCアカウントをチェックしてみると『Eligibility Passed』というレターがアップロードされてました。

書類の内容は『You meet the eligibility requirements』

フォーラムやインターネットの情報を見てみると、このレターの数日後に『Inland Landing Letter』が届いたという人が多かったです。

そこからは、もう毎日そわそわ。悟りの境地に達したはずなのに、寝ても覚めても永住権のことばかり考えていました(笑)

 

わたし
ここから、怒涛のお知らせラッシュが続くよ!!何ヶ月も音沙汰がなかったのに展開の速さにびっくり!

 

夫のSponsorship合格のお知らせが届く

翌日、今度は夫のSponsorship合格のお知らせが届きました。

スポンサー審査の結果は、もっと初期の方に届くのだと思っていた我が家。合格したら連絡はこないスタイルに変わったのかな〜と勝手に思っていました。カナダでよくある『No Letter is Good News』スタイルですね。

それにしても、まさか最後の最後に…。ここにきてスポンサー不合格の場合もあるのでしょうか(´-`).。oO

個人的には、スポンサー合否はOWP取得前にくるものだと思っていたので、本当にびっくりしました。ちょっといまさら感。OWPが先に下りるのは、ありがたいことなんですけどね。

 

eCASがDecision Madeに変わる

IRCCアカウントに変化が現れるのを今か今かと待っていましたが、待てど暮らせど変化はありませんでした。

数日後、そのことを夫に話すと、『数日前からDecision Madeになってるから気にしなくていいんじゃない?』と衝撃の一言が。

 

わたし
えぇっ?!?! DecisionがMadeされてる?!
え?

 

なんとIRCCアカウントは『In Progress(審査中)』のままなのに、eCASには『Decision Made』と表示されていたのです。

まさかここにきてそんな落とし穴が…!!

念のため、進捗状況はIRCCアカウントとeCASどちらもチェックするようにしておいた方がいいんだなと勉強になりました。かなり今更ですが…。(みなさん、両方チェックされてるのでしょうか?)。

Eligibility合格した後の5日間の間に、Decision Madeに変わっていたということです。あっという間ですね。

 

eCAS等の永住権関連の略語についてはこちら。

>>カナダ永住権の情報収集に便利なサイト3選!質問相談ができる掲示板も

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Inland Landing Letterがメールで届く

その日の夜20時頃、Inland Landing Letterがメールで届きました。

まさか夜にメールが来るとは思っていなかったのでびっくりすると同時に、こんな遅くまで働いてくれてるのか…と関心。

こんなことが書かれています↓

We are pleased to advise you that processing of your application has been completed. The Immigration, Refugees and Citizenship Canada office in 住んでる街 IRCC will contact you to arrange an appointment for the finalization of your permanent resident application.

このレターがきた後もIRCCアカウントは『In Progress』のままです。

 

COPR(Confirmation of Permanent Residence)がメールで届く

Inland Landing Letterが届いてから1ヶ月後の2月末、メールにてCOPRが届きました。

移民局から最終インタビューのスケジュール確認があるのかと思っていたら、インタビューの予約は必要なしとのこと。

COPRが届けば、永住権取得については一安心という話をよく聞きますが、居ても立っても居られなくなり、翌日移民局へ足を運ぶことにしました。

 

最終インタビュー&カナダ永住権取得

COPRが届いた翌日。

証明写真を撮影し、移民局へ向かいました。

私の街が田舎だからなのか、待っている人はゼロ。到着から終了まで30分弱と、予想よりもはるかにスピーディな最終インタビューになりました。

インタビューというか、COPRを有効化する手続きと言った方が正しいでしょうか。

インタビューは簡単なイエスノークエスチョンが4つ、その他、市民権申請や永住権更新等についての説明がありました。

『カナダに歓迎されて移民するんだ』と感じた最終手続きでしたよー。

また、カナダ永住権を取得した翌日、IRCCアカウントがアップデートされ、全ての項目が終了→永住権取得に変わっていました。

ちなみに、PRカードは41日以内に郵送で送られてくる予定です。

最終インタビューについてもっと詳しく。

>>カナダ永住権のCOPR取得から最終インタビュー!質問内容や流れも

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PRカード受取

永住権を取得した3月1日からちょうど1ヶ月後の4月1日。

PRカードが郵送されてきました。

書留で送ってくるから、絶対に受け取ってねと言われていたにも関わらず、なぜか普通便で到着。

ポストに投函されているという…。

PRカードはカナダらしい素敵なデザインでとても嬉しかったです^^

2018年3月25日に永住権申請書類を提出し、2019年4月1日にPRカードを受け取ることができました。

ちょうどまるっと1年という感じですね^^

 

まとめに

2018年〜2019年に実際に体験した『カナダ永住権ファミリークラス国内申請』の取得までの流れをご紹介しました。

数ヶ月動きがないことがザラにある永住権取得への道のり。カナダ国内で辛抱強く待つことを通して、かなり精神的に鍛えられた気がします(笑)

IRCCが公表している『国内申請は申請から発給まで1年』の期限まであと少し。面接まで静かに待ちたいと思っています。

2019年3月4日追記】

3月1日、カナダ永住権を取得しました!約11ヶ月で取得でき、ホッと一安心です。

 

取得方法(取り方)や費用については、こちら。

>>カナダ永住権【結婚編】必要書類とビザの取り方2018~2019!申請費用も

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最後までお読み頂きましてありがとうございました。

 

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