こんにちは!
カナダ東部の田舎町に住むMACOです。
スノーブーツを探す時、かならず候補にあがるブランド『SOREL(ソレル)』。
とにかく温かい、蒸れない。しかも、かわいい。なんだかすべて条件が揃っているように見えますね^^ けれども、人気のカリブーは『ちょっと重い』という噂もちらほら…。
冬のカナダへ移住後、血眼になってスノーブーツを探した私。もちろんソレルのブーツもたくさん試着しました。
今日はソレルのレディースの種類や価格を比較・まとめました。実際にソレルを履いている友人達の口コミも一緒にご紹介します^^
ソレル(SOREL)とは?
ソレルはカナダ生まれのブーツブランド。
コンセプトの『暖かく、ドライで、快適』の言葉通り、寒い場所での生活を快適にしてくれるブーツを数多く販売しています。防水なので、雨の日も雪の日も快適です。
ソレルのブーツを履いている人に履き心地を尋ねると、ほぼ全員から『とにかく温かく、それなのに蒸れない。』という返事が返ってきました。
しかもすごく高機能なのに、かわいいんですよね^^ 人気なのが頷けます。
カリブー以外にも軽めのブーツや、スタイリッシュなデザインも豊富なソレル。自分の好みにあったデザインを選べるのもいいところです。
ソレル(SOREL)のスノーブーツ・レディースを種類・価格別に比較!
ソレルで人気のあるスノーブーツ(女性用)を種類別に比べてみました。表でご紹介しているモデルはすべて防水です。
値段 (税込) | 重さ (片足) | 高さ | 使用限界 温度 | インナー 取外し | |
カリブー | ¥21,600 | 901g | 21,5cm | -40℃ | ◯ |
カリブー スリム | ¥18,900 | 466g | 21,5cm | 不明 | 不明 |
1964 パックⅡ | ¥19,440 | 623g | 21,4cm | -32℃ | ◯ |
1964プレミアムレザー | ¥19,440 | 653g | 20,5cm | -32℃ | × |
ティボリⅢ | ¥17,280 | 489g | 16,8cm | 不明 | × |
ウィンターカーニバル | ¥12,636 | 680g | 25,4cm | -32℃ | ◯ |
ジョアン•オブ• アークティック | ¥19,800 | 874g | 25cm | -32℃ | ◯ |
※この表のデータは、ソレル公式サイトや通販サイトをもとにまとめたものです。
何度かカナダの冬を経験して、カリブーは普段使いにはゴツすぎると思ったよ!街で普段使いするなら、ティボリのショート丈あたりがおすすめ。
カリブーは重い?スノーブーツ・レディースの口コミと履いた感想
実際にソレルのスノーブーツを履いている人に、感想を聞いてみました。どの口コミも『とにかく暖かくて蒸れない』という意見が多かったです。
実際にお店で履いてみた感想もまじえながらご紹介していきますね!
カリブーシリーズ
カリブー
出典:ソレル公式サイト
40年以上のロングセラー、ソレルの代名詞カリブー。
この履き口のもこもこが、ブーツの中に雪が侵入するのを防いでくれます。雪深い場所を歩くには、このもこもこ付きは必須条件です。
しかもこのもこもこ部分(サーモプラスフェルトインナーブーツ/厚さ9mm)には、アルミフィルムが内蔵されていて、耐寒性が高いのが特徴。
実際に試着したけど、履いた瞬間から『むっちりと包まれる感じ』。
ぴたっと足に密着して本当に本当に暖かかったよ。
ただし、欠点は重いことでしょうか。片足900g強となかなかの重さですよね。豪雪地帯で雪の中をガシガシ歩く場合は最高ですが、おしゃれ靴として街中を歩くには向かない気がします。
カリブースリム ★おすすめ★
出典:ソレル公式サイト
ぽってり感がいかにもスノーブーツなカリブーに比べて、カリブースリムはだいぶすっきりとした印象です。
ゴムの部分がカリブーと比べて薄めで、底もぺったんこですね。履き口のもこもこもかなりボリュームダウンされています。
片足の重さはカリブーが901gに対して、カリブースリムは466g。約半分の重さです。
<感想・口コミ>
- カリブーに比べると、スリムはすごく軽い
- カリブーほどゴツくない
- 軽いのに温かい
ただ、インナーブーツの取り外しについての記載がなかったので、取り外せないのではないかなと思います。
真冬、私が住む街では、このカリブースリムを履いている女性も多いです。
SOREL ソレル カリブースリム レディース
『カリブーのデザインが好きだけど、重いのが嫌。でもインナーブーツは取り外したい。』という方は、次に紹介する1964パックⅡがおすすめです。
1964パックⅡ
出典:ソレル公式サイト
カリブーのかわいいデザインを少しすっきりさせた感じですね^^
実際、カリブー・カリブースリム・1964パックⅡの3種類で悩む方も多いようです。
上記3種類の簡単な違いはこちら。値段はどれも2万円前後です。
重さ | 使用限界 温度 | インナー 取り外し | |
カリブー | 901g | -40℃ | ◯ |
カリブースリム | 466g | 不明 | 不明 |
1964パックⅡ | 623g | -32℃ | ◯ |
カリブーのインナーソールが『9mm厚サーモプラスフェルトインナー』なのに比べて、1964パックⅡのは『6mm厚フェルトインナーブーツ』なのも特徴です。
1964パックⅡは、
- スリムより重いけど、カリブーより軽い
- 大きさはカリブーとほぼ同じ
- インナーソールが取り外せる
実際に、試着してみました!
個人的な感想は、カリブーと遜色ないくらいに温かいと思います。どちらかといえば、軽さで1964パックⅡを選ぶかなという感じ。
1964プレミアムレザー ★おすすめ★
出典:ソレル公式サイト
アッパー素材が光沢のあるレザー素材で、スニーカーっぽくておしゃれですよね。大学生の女の子など、若い女性に人気のデザインです。
私が履いた感じでは、カリブーよりもこっちのデザインの方がすっきり見えます^^ 『カリブーは膨張色で太く見えるのが心配。』と思うなら、このレザータイプがおすすめ。
しかも、カリブーより軽いのに、限界使用温度はマイナス32度。ちゃんとインナーブーツも取り外せますよ^^
ソレルのブーツは最高!
暖かいし、もう何年も履いてるけどすごく丈夫だし。このデザインはゴツくなりすぎないし、カジュアルな感じが気に入ってるよ!
このブーツには履き口にもこもこが付いてないから、すっきり履けるよ。
履き口にもこもこが付いていないので、深い雪の中を歩く場合は、雪が入りやすいかもしれません。でもメイン目的が『街中でカジュアルに履く予定』なら、まったく問題ないと思いますよ^^
ティボリ
出典:ソレル公式サイト
モデルの梨花さんが人気の火付け役となったティボリ。
豊富なカラーバリエーションも嬉しいポイントです。他のデザインに比べて、短めでゴツさがないので、日本でも普段使いできるブーツですね^^
12月の本格的に雪が降り出す前の時期、私が住むカナダ東部の街では、ティボリを履いている女性がすごく多かったです。
防水ですし、丈が短いのでスッと履きやすいのも人気の理由だと思います。街中を歩くにはぴったりのデザインです。
丈が長い方がいいという方には、ティボリハイという長めのデザインもありますよ。
ソレルは本当に温かいし、蒸れなくて快適!
何年か履いているけど、すごく丈夫で形も崩れないし。ティボリハイは普段着にも合わせやすくておすすめ。
他のデザインよりも、丈が長めのティボリハイ。
写真のように積雪の中の作業でも安心のカバー力ですね。ちなみに友人は街でもおしゃれに履きこなしていました。おしゃれで温かい、最高ですね。
ウィンターカーニバル
出典:ソレル公式サイト
外側の素材が防水ナイロンのウィンターカーニバル。
カラーバリエーションも豊富なので、かなりカジュアルにかわいく履けるデザインです^^
ちなみに、ナイロンなのですごく柔らかくて履き心地がいいです。履き心地はこれがナンバー1かも。
ナイロンが本当に温かいのか心配でしたが、実際に試着してみるとさすがのソレル。すごく温かいです。使用限界温度は、さすがのマイナス32度。
形自体はゴツめですがかわいいカラーが多いため、おしゃれに履けると好評です。男性用に『1964パックナイロン』というデザインがあります。
コージーカーニバル
出典:ソレル公式サイト
雑誌VERYの2017年11月号で新作のコージーカーニバルが紹介されていました!
スノーブーツではありませんが、とてもかわいいのでご紹介しますね^^
アッパーには防水ナイロンが使用されているので、片足303gと超軽量。軽いのに温かいブーツになっています。高さは16cmと低いので、脱ぎ履きも簡単ですね。
普段、街中で使用するのにぴったりのソレルです。
ジョアン・オブ・アークティック
出典:ソレル公式サイト
フェミニンなデザインで、長年の人気を誇る『ジョアン・オブ・アークティック』。
アッパー素材に、ウォータープルーフのフルグレインスウェードを使用してあります^^ 履き口はふわふわのファー。丈も長めなのでおしゃれなだけでなく、履き心地もあたたかです。
とにかく重宝してるよ。 北陸のベチャベチャな雪の上を歩いてもへっちゃらだし、とにかく温かくていいよ!!
カリブーよりもちょっと丈が長めで、どんな格好にも似合うし。気に入りすぎて違う色でもう一足欲しいと思ってるよー。
こちらカナダ東部の街でも、履いている女性をたくさん見かけます。温かい&深い雪の中も歩ける&おしゃれなデザインで、人気なのに納得ですね。
極寒&豪雪のカナダ東部で実際に私が購入したブーツは?
本格的な冬到来直前のカナダでスノーブーツ探しをした私。
それまでスノーブーツの存在すら知らなかったので、血眼でリサーチしましたし、色んなブランドのブーツを試着しまくりました。
当初の第一希望は、ソレル。田舎町なので都会に比べると種類は少ないかもしれませんが、店頭で販売されているソレルはほとんど試着したと思います。
そして、実際に購入したスノーブーツは……
ソレルではありません!笑。
KODIAK(コディアック)というカナダ発祥ブランドのブーツを買いました。さんざんソレルを推しておいて、他のブランドのブーツを買った理由。それは壊滅的に似合わなかったからです。
ししゃも足の私はスネの一番太い部分が強調されてしまい、本当に似合わなかったんです。だから悪いのはソレルではなく、私の太いスネ…。
あまりの似合わなさに、夫からも『普段使いのブーツというより、なんだか釣りに行くみたいだよ。』と真剣な顔で言われました(まさかの長靴よばわり、笑。)。
インターネット上ではたくさんの女性がソレルをかわいく履きこなしています。
スリムな足にソレルのスノーブーツは本当に映えます。しかも温かいんだから、もう文句のつけどころがありません。
そういうわけで色んなブーツを試着して実際に購入したのは、コディアックのFroste(フロステ)というモデル。細身のデザインが功を奏し、すっきりと履くことができています。
足が太く見えるのが心配な方は、細身のブーツがおすすめですよ^^
ちょっと写真で見比べてみましょう。ソレルの1964パックⅡ(写真左)とコディアックのフロステ(写真右)を並べてみました。
ソレルは幅があるのが分かりますよね。ほっそりした足にソレルのボリューム感はとても映えます。でも逆に、太めの足にはちょっと難しいのかなと感じました。
コディアックは機能性の高い防水レザーブーツが多いことで有名で、細身のデザインが多いです。
100年以上の歴史を持つ老舗ブランドだけあって、履き心地も最高。スリムなスノーブーツを探している方には、すごくおすすめのブランドです^^
日本では並行輸入品として高額になってしまうようなので、カナダで買うなら安く買えるチャンス。コディアック、おすすめですよ^^
まとめに
温かいとすこぶる評判が良いソレルのスノーブーツ。雪国ではもはや欠かせない存在となっていますよね^^
レディースだけでもたくさんの種類があり、どれも特徴があるので迷ってしまいます。スノーブーツは安い買い物ではありません。できたら失敗したくないですよね。
でも大丈夫^^
『カリブーが重い』と感じたら、ソレルには軽めのデザインもあります。足が太く見えるのが心配な場合は、細身のデザインを選べば大丈夫です。
口コミや機能、価格をよく比較して、自分にぴったりのブーツを見つけてくださいね。
寒い冬を快適に過ごすために良いブーツが見つかることを祈っています^^
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最後までお読み頂きましてありがとうございました。