鮮やかな赤い色が美しいルバーブ。女性に嬉しい効能がいっぱいのお野菜です。
ルバーブの食べ方は『ジャム』が一番の定番ですが、それ以外にも色んな応用が効く使い勝手の良い食べ物なんですよ^^
そして、塩と一緒に煮込むと、梅干し(練り梅)そっくりの味になります。
海外では春先から夏にかけて出回るので、手に入りやすいルバーブ。梅干しの代用に、デザートにと上手に使いこなしたいものです。
今日は、ルバーブのおすすめの食べ方やレシピをご紹介します。
【注意!】
ルバーブには下痢や子宮収縮の副作用があると言われています。妊娠中や授乳中は避けるようにしましょう。
ルバーブ(Rhubarb)とは?
日本ではあまり馴染みのないお野菜ルバーブ。
アメリカ・カナダを始め、ヨーロッパでは日常的に食べられている身近な食材です。特に、ジャムやクランブル等のデザートとして食べられることが多く、明るい赤い色がとても鮮やかですよね。
和名は、ショクヨウダイオウ(食用大王)。なんだか強そうな名前ですが(笑)、実際には日本でも『ルバーブ』と呼ばれることがほとんどです。
ルバーブには女性に嬉しい効能がたくさん。
例えば…
- 食物繊維が豊富→便秘改善
- カリウムが豊富→余分な水分を排出
- アントシアニンが豊富→目の健康維持
- 抗酸化作用が強い→アンチエイジング
見た目もかわいらしく、素晴らしい効能が多いルバーブ。積極的に日常生活に取り入れていきたいですよね。
主に、赤い茎の部分が食用で強い酸味があります。大きくて立派な葉っぱの部分には毒があるので食べないように気をつけてくださいね^^
ルバーブの食べ方やレシピおすすめ10選
①ジャム ★おすすめ★
ルバーブの定番の食べ方は、ジャム。
いちごジャムに似た甘酸っぱい味で、とてもおいしいです。ルバーブだけが不安なら、いちごと一緒に煮てもいいですね^^
ルバーブは熱するとあっという間に溶けてしまうので失敗なしです。ただ、ルバーブだけで作ると、そんな鮮やかな赤色にはならないような…(上の写真もハチミツ梅みたいな色ですよね)。
【材料】
- ルバーブ 500g
- グラニュー糖 250g
- レモン汁 小さじ2
【作り方】
- 1〜2cm幅に切ったルバーブにグラニュー糖をかけて1時間待つ
- レモン汁を加えて中火にかける
- 煮立ったら弱火にし、混ぜながら煮詰める
- 好みの固さになったらできあがり
②クランブル ★おすすめ★
イギリスの伝統的デザート『クランブル』。
日本ではあまり馴染みがありませんが、小麦粉・砂糖・バターを混ぜてそぼろ状にしたものをフルーツにトッピングして焼いたデザートです。
パイやタルトに比べて、作り方も簡単。クランブル部分を作るのがめんどうなら、オートミールで代用することも可能ですよ。
クランブルもルバーブにいちごをプラスするとおいしいです。
CHECK ルバーブのクランブル by チェリフル
③マフィン ★おすすめ★
ルバーブの下処理をせずに、切って生のまま作るマフィン。マフィンを割った時に見えるルバーブの色が美しいです。
パイやケーキよりも簡単にできるので、ルバーブがたくさん手に入った時にササッと作ることができます^^
一度、ルバーブジャムをマフィンに入れて焼いてみたら、ルバーブの色・形・味が消えてなくなりました(笑)一体どこにいったんだろう…。
CHECK 真っ赤なルバーブでマフィン作ろう♪ by ルバーブの島田農園
④パイ
こちらカナダでは『ルバーブストロベリーパイ』をよく見かけます。酸っぱいルバーブといちごの愛称は抜群です(*´v`*)
上の写真は、近所のスーパーで見つけたパイ。ルバーブ+いちごのパイは春の定番です。
ルバーブもいちごも華やかな赤色なので、とてもかわいらしいパイが出来上がります!また、ルバーブは食物繊維が豊富なため、ケーキを食べても罪悪感が少なめな気がするんですよね(´-`).。oO
CHECK ルバーブとイチゴのパイ by アメリカンフード
⑤梅干し(練り梅)★おすすめ★
海外在住者に一番おすすめしたいのが、梅干しの代用品としてのルバーブ活用術。
塩と一緒に煮込むだけで、あっという間に練り梅ができてしまうんです^^
これには感動!!デザートとして食べられることが多いルバーブですが、まさか和食の食材に変身するなんて。
夏に作って冷凍しておけば一年中食べられます。
\実際に作ってみました!/
詳しいレシピを見るルバーブ練り梅を梅干しの代わりに!海外でできる作り方とアレンジ方法
⑥シロップ(ジュース)★おすすめ★
ルバーブと氷砂糖を使ってシロップを作ることができます!
炭酸水で割ればさわやかなジュースに、アルコールで割れば見た目も楽しいお酒に。
梅シロップやレモンスカッシュと同じような使い方ができます。ピンク色がかわいくて春〜夏の季節にぴったりなドリンクです。
ブラウンシュガーで作るとキレイなピンク色にはならないのでご注意を。
詳しいレシピを見る
ルバーブシロップ(ジュース)のレシピ!ジャム以外の大量消費におすすめ
⑦ソース
ルバーブはお肉にも合います。特に、厚めのお肉と相性がいいので、普段と違ったお肉料理を食べたい時にぜひトライしてみてくださいね。
ちなみにこのレシピ、海外のサイトで見つけたもの。お砂糖は控えめにしても大丈夫でした(笑)仕上げにネギを散らすと、さらに見た目が素敵になりますよ(*´v`*)
【材料】
- ルバーブのぶつ切り 2カップ
- 玉ねぎ 1個
- 水 大さじ2〜4
- 赤ワインビネガー 50ml
- 砂糖 50ml
【作り方】
- 薄切りにした玉ねぎを炒める
- 玉ねぎが柔らかくなったら、残りの材料を入れて煮詰める
- 時々かき混ぜながら、ルバーブが溶けたらできあがり
⑧コンポート
コンポートとジャムの違いは、砂糖少なめでジャムほど煮詰めないということ。コンポートはフルーツが形をとどめています。
ルバーブは火を通すとあっという間に溶ろけてしまうので、コンポートにしたい場合、煮る時間は1分ほどにしておくのが無難です。あと、煮ている時は触らないこと。
また、コンポートはお砂糖が少なめなので、ジャムほど保存も効きません。数日で食べきるように気をつけてくださいね。
CHECK ルバーブコンポート(写真奥の瓶) by くいしんぼなおさん
⑨スムージー
ぶつ切りにして冷凍しておいたルバーブを、好きな野菜やフルーツと一緒にミキサーにかければ、スムージーの出来上がりです。
ルバーブの酸味がさわやかなスムージーになりますよ^^
また、ルバーブを砂糖で煮たジャムやコンポート、シロップを常備しておいて、毎日のスムージーにプラスしてもOKです。
⑩サラダ
最後に、ルバーブを生で食べるサラダをご紹介します!
ルバーブは小さく輪切りでも繊維に沿って縦に細切りにしてもオッケー。酸味と繊維質のシャキシャキ感がさわやかなサラダに変身します^^
ルバーブは塩もみしてもOKです。
ただ個人的には、アクが強いのであまりたくさん食べられるものではないかなと…。ルバーブはシュウ酸を多く含んでいるので、敏感な方は注意してくださいね。
まとめに
ルバーブのおすすめの食べ方をご紹介しました。
ルバーブは日本では目にする機会が少ないですが、甘酸っぱいデザートを作るのにぴったりのお野菜です。食物繊維やカリウム等の栄養素も豊富なので、見かけたらぜひトライしてみてくださいね!
また、海外在住の方は梅干しの代用として使うことが出来ます!海外では梅はほとんど手に入りませんし、梅干しは買うと高いですよね。
生のルバーブが手に入る季節は限られていますが、ルバーブは冷凍してもOK。春のうちに冷凍しておいて、ルバーブ練り梅を上手に利用していきたいと思いました^^
\我が家の定番おすすめはコレ!/
最後までお読み頂きましてありがとうございました。