カナダ移住してお菓子作りを始めた話【オーブンが便利&計量も簡単】

こんにちは!

カナダ東部の田舎町に住むMACOです。

カナダに移住して以来、お菓子作りをすることが増えました。

これまで数えるほどしかお菓子を手作りしたことがなく、それも失敗に終わることが多かった私。

ところがカナダに来てからというもの、ほぼ失敗なしでおいしいお菓子が作れるようになりました。

その理由は、みっつ。

身近なオーブンとカナダの計量事情、そして豊富なミックス粉です。

今日は、お菓子作りが苦手な人でも大丈夫なカナダのベーキング事情をご紹介します^^

 

 

 

 

カナダ移住してお菓子作りを始めた話【オーブンが便利&計量も簡単】

カナダに引っ越して以来、お菓子を手作りする機会が増えました。ほぼ失敗なしでおいしく作れているのには理由が3つあります。

ひとつめに、キッチンにオーブンが備え付けられていて、使い方がすごく簡単だということ。

カナダのキッチンには、ストーブと呼ばれるコンロがあり、それにオーブンが付いていることがほとんどです。

こういうの↓

うちのストーブは古いので、ツマミをくるっとひねって温度を合わせるだけと超簡単。上が華氏(Fahrenheit)、下が摂氏(Celsius)です。

時間はスマホで計ります(笑)

本当に簡単すぎるので、お菓子だけでなくオーブン料理のハードルがぐーんと下がりました。

ふたつめに、カナダのスーパーには、いわゆる『お菓子作りの素』が充実しているということ。

マフィンの粉、バナナブレッドの粉、ブラウニーの粉、クッキーの粉。

とにかく種類が多く、どれも『たまご、油、水を混ぜて焼くだけ、以上!』みたいに簡単なものが多いんです。

しかも計量は、大さじ・小さじ・カップで測っていくスタイル。日本のように計りで計量しなくていいので、目からウロコの楽チンさです。これがみっつめの理由。

友達の家にお邪魔する時、気軽にお菓子を手作りして持っていけるようになりました^^

 

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カナダでお菓子作りをするのにおすすめなのはコレ!

実際に作ってみておいしかったお菓子の粉(?)をご紹介します。どれもスーパーで買えて、少ない材料で簡単に作れるものばかりですよー^^

 

①バナナブレッド

一番おすすめなのが、バナナブレッド。バナナ入りのパウンドケーキです。

赤いスプーンのマークの『Betty Crocker(ベティクロッカー)』のバナナブレッドが、くるみが入っていて一押し。

材料は、たまご・オイル・バナナ・水を混ぜて焼くだけ。

私はいつもオイルをココナッツオイルに、水をアーモンドミルク(または豆乳)に変えて作っています^^ ココナッツオイルを使うと、しっとり仕上がるのでぜひ試してみて下さいね。

 

②マフィン

マフィンの粉は種類が豊富で、見るだけでも楽しいです^^

あらかじめチョコチップやブルーベリーが入っている粉を選べば、色々と材料を買い足す必要もありません。

バナナブレッドの『Betty Crocker(ベティクロッカー)』が出している、カラフルな粒々が入ったお誕生日マフィンもかわいくておすすめです^^

また、外国のマフィンによくあるフロストも粉が売っていますので簡単に作れます。

※ちゃんと型に入れて焼かないと、写真のように流れるので気をつけて下さいね(涙)

 

③チョコレートチャンククッキー

スーパーの冷蔵コーナーで、切って焼くだけのチョコレート・チャンク・クッキーの生地。

『Pillsbury(ピルズベリー)』のものが一押しです。

焼く時は生地をまるめて(平らにしなくてOK)、クッキーとクッキーの間の間隔を広めに取って焼きましょう^^ 焼くとビヨーンと大きく平らになります。

チョコレートチップのサイズを選ぶことができます。大きめのチョコチップがおすすめです^^

 

④Pillsburyのシーズナルクッキー

Pillsburyから、定期的に季節のクッキーが発売されます。

バレンタインにハロウィーン、クリスマス。どれもカラフルでかわいいので、今年は全種類コンプリートしようとひそかに燃えています(笑)

ただ、味は微妙というか…。

食感がサクサクではなく、硬めでガッチリしています(´-`).。oO そういえば軽めのサクサククッキー、あまりお目にかかったことがないかも。

 

⑤Pillsburyのビスケット

Pillsburyの開けて焼くだけビスケットもとてもおいしいです。

個人的には、KFCのビスケットよりもバターの香りが濃くておいしいと思います^^

Pillsburyシリーズは、他にもシナモンロールやパイ生地、クロワッサン等、種類も豊富でどれもハズレなしの印象(シーズナルクッキー以外)。

缶になっているものは要冷蔵で、温まると中の生地がボンッと爆発します。日本へ持って帰れないものなので、家族が遊びに来た時に自慢げに紹介したいと思っているアイテムのひとつです(笑)

 

⑥Pillsburyのクロワッサン

お菓子ではありませんが、クロワッサンをご紹介します。

スーパーの冷蔵コーナーに売ってあるPillsburyのクロワッサン缶は、開けてから完成まで約20分。3ドル弱で焼きたてのクロワッサンが8個もできるという…!

小さいのでちょっと硬めのクロワッサンになるけど、これまたバター風味で美味。簡単なので、忙しい朝でもササッと焼けますよ^^

 

 

⑦ブラウニー

ブラウニーも種類が多いです。

簡単に作れるし、上にReese’s Piecesやフロストをのせてアレンジしやすいので楽しいですよー(フロストのせ、激甘だけど喜ばれます)。

ただ混ぜるだけブラウニーの粉は、硬めのねっちりブラウニーが多いです。しっとりモイスチャーなブラウニーがお好きな方は、次にご紹介するズッキーニブラウニーがおすすめ。

ちなみに、上の写真は、熱々のうちにマシュマロをのせて溶かしたもの。全然ウケませんでした。夫の希望通りフロストにすればよかった(´-`).。oO

 

 

⑧ズッキーニブラウニー

最後に、カナダのガチムチブラウニーに飽きてきたという方へ。

ズッキーニを使って作るビーガンブラウニーがおすすめです。卵もバターも使わないのに、コクがあってしっとりしていて本当に美味。

【材料】

  • 油:1/2カップ
  • 砂糖:1と1/2カップ
  • バニラエクストラクト:小さじ2
  • 小麦粉(All Purpose Flour):2カップ
  • 無糖ココアパウダー:1/2カップ
  • ベーキングソーダ:1と1/2カップ
  • 塩:小さじ1
  • ズッキーニのみじん切り:2カップ
  • くるみ:1/2カップ
  • 市販のフロスティング

上の材料をぐるぐる混ぜて、華氏350度で25分〜30分くらい焼くだけ。

ズッキーニをみじん切りにするのが少し手間ですが、それ以外は材料を混ぜて焼くだけの簡単レシピです。ズッキーニの味は全然しませんのでご安心を^^

 

わたし
ほぼ失敗しないし、褒められ確率100%のイチオシレシピだよ。

 

 

カナダでお菓子作りの豆知識【ホットケーキミックス】

aunt jemima, アーントジェミマ

お菓子のレシピを検索したら、材料にホットケーキミックス。日本のホットケーキミックスは手に入らないからそっとページを閉じた…なんて経験はないでしょうか。

でも大丈夫!

カナダにもホットケーキミックスがあります。

いろんな種類がありますが、『Aunt Jemima(アーントジェミマ)』というおばさん印のパンケーキミックスが有名です。日本へのお土産としても人気がありますよね。

ただ、Aunt Jemimaのパンケーキミックスはそのまま使うと、甘くなくてパサパサというか…日本のホットケーキミックスの味を期待して食べると、ちょっとがっかりします。

ですが、少し材料をプラスすると、日本のホットケーキミックスっぽい味になるんです。

こちら。

【Aunt Jemimaミックス100gに対して】

  • 砂糖:大さじ1
  • はちみつ:大さじ1
  • みりん:大さじ1

あとはパッケージで指定してある卵や牛乳をミックスすればオッケー。

日本のホットケーキミックスに近い味を再現できるので、ホットケーキミックスを使った日本のレシピも作れるようになりますよ^^

↓和菓子も作れます↓

 

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まとめに

カナダ移住して以来、オーブン料理やお菓子を手作りすることが増えました。

特にお菓子は、スプーンやカップでの計量がこんなに楽チンだったなんて目からウロコです。ミックス粉を使えば、ちょっとくらい適当にやっても、ほぼ失敗なしでおいしいお菓子ができあがります。

メーカーは、『Betty Crocker(ベティクロッカー)』と『Pillsbury(ピルズベリー)』がおすすめ。

材料のオイルはココナッツオイルを使うと、しっとり仕上がります。おうちにココナッツオイルが余っている場合は大量消費できますので、ぜひ試してみて下さいね^^

 

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