2018年6月、ケベックシティへ旅行に行ってきました!
ケベックシティ観光といえば、一番に頭に浮かぶのがお城のようなホテル『シャトーフロンテナック』ではないでしょうか?
シャトーフロンテナックを含む見どころは、ケベックシティ旧市街に集まっています。しかも、あまり広くないので見物してまわるのも簡単です。
とはいえ、坂がちな旧市街。ちょっとルートを間違うと、必要以上に疲れてしまうことに。効率よくすべての名所を観光できるモデルコースがあると便利ですよね(*´v`*)
今日は、カナダ・ケベックシティ旧市街の見どころを楽しむための歩き方を地図付きでまとめました。私が一番好きだった穴場も一緒にご紹介しますね。
- 1 ケベックシティ観光!旧市街の歩き方のコツ
- 2 ケベックシティ観光!旧市街の見所と超おすすめ穴場を地図で紹介
- 3 ケベックシティ観光!旧市街の見所とおすすめ穴場をチェック
- 3.1 ①ケベック州議事堂(新市街)
- 3.2 ②シタデル(アッパータウン)
- 3.3 ③Terrasse Pierre-Dugua-De-Mons(アッパータウン)★穴場★
- 3.4 ④テラス・デュフラン(アッパータウン)
- 3.5 ⑤シャトー・フロンテナック(アッパータウン)
- 3.6 ⑥ダルム広場(アッパータウン)
- 3.7 ⑦要塞博物館(アッパータウン)
- 3.8 ⑧トレゾール通り(アッパータウン)
- 3.9 ⑨ノートルダム大聖堂(アッパータウン)
- 3.10 ⑩首折れの階段(ロウワータウン)
- 3.11 ⑪プチ・シャンプラン通り(ロウワータウン)
- 3.12 ⑫ロワイヤル広場(ロウワータウン)
- 3.13 ⑬フニキュレール(旧市街)
- 3.14 ⑭サン・ジャン通り(旧市街)
- 3.15 ⑮戦争公園 / アブラハム平原(新市街)
- 3.16 ⑯展望台→総督の散歩道(旧市街)
- 3.17 ⑰レヴィ行きのフェリーから夜景
- 4 ケベックシティ観光で現地ツアーを利用するなら
- 5 ケベックシティでワイファイを使うなら
- 6 まとめに
ケベックシティ観光!旧市街の歩き方のコツ
坂が多いケベックシティの旧市街。大きく3つのエリアに分けられるます。
こちら↓↓
- 丘の一番上に位置する新市街
- 丘の中間に位置する旧市街のアッパータウン
- セントローレンス川に沿って広がる旧市街のロウワータウン
新市街から観光をスタートし、アッパータウン、ロウワータウンと上から下に移動していくのが一番効率的。
ケベックシティは、新市街と旧市街をのんびり回っても、半日〜1日あれば観光してしまえる広さです。朝から観光を始めれば、夕方頃にいったんひと段落すると思います。
少し値段が高くても、ホテルは中心地に取っておいて、夕方に一休みするようにすると良いですよ^^
旧市街から少し遠いホテルの場合は、市バスのワンディパスを買っておくと便利です。
ケベックシティ観光!旧市街の見所と超おすすめ穴場を地図で紹介
ケベックシティ旧市街のモデルコース
2018年6月、ケベックシティに行ってきました!
『こういう順番で観光すればよかった!』『ここは行かなくてもよかった…』という反省を踏まえて、ケベックシティの名所を効率よく見物できるおすすめのモデルコースを考えました。
ぜひ参考にしてみてくださいね(*´v`*)
<ケベックシティ観光の歩き方>
- ケベック州議事堂(新市街)
↓ - シタデル
↓ - la terrasse saint denis
↓ - テラス・デュフラン
↓ - シャトー・フロンテナック
↓ - ダルム広場
↓ - 要塞博物館
↓ - トレゾール通り
↓ - ノートルダム大聖堂
↓ - 首折れの階段
↓ - プチ・シャンプラン通り
↓ - ロワイヤル広場
↓ - フニキュレール
↓ - サン・ジャン通り
↓
※ホテルやカフェでひと休み
↓ - 戦争公園
↓ - 総督の散歩道
↓ - レヴィ行きのフェリーから夜景
⑭と⑮の間に休憩を挟んだのは、⑰で夜景を見るため。
対岸のレヴィ行きのフェリーから、ケベックシティ全体を見渡すことができます。ライトアップされたシャトーフロンテナックは素晴らしく絶景なんだとか。
ただし、ここで1つ注意点が。
春〜夏のカナダは、夜9時頃まで明るいです。半日ほどで見て回れる広さのケベックシティ。朝から観光すると、夜景までに時間が余ってしまうんですね。
なので1日の疲れを癒す意味でも、旧市街観光が終わったら、1度ホテルで休憩するくらいがちょうど良いと思います(*´v`*)
ケベックシティ旧市街の名所マップ
ケベックシティ旧市街を効率よくまわるための名所マップを作ってみました。旧市街に加え、少しだけ新市街も入れていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ケベックシティ観光地図①
こちらのマップは、ホテルでもらったケベックシティ市内の地図を加工してみました。
先ほどのモデルコースの順番で矢印を入れていますので、ざっくりと名所の位置関係を把握して頂けると思います。
※点線で繋いだ場所はいろんな行き方がありますので、好きな道で行ってみてくださいね!
ケベックシティ観光地図②
地図①だけでは見にくいかもしれないので、グーグルマップでもモデルコース地図を作成してみました。分かりやすい方を観光に役立てて頂けると嬉しいです(*´v`*)
赤色のピンがスタートのケベック州議事堂です。地図タイトル左のスライドマークをクリックすると、モデルコースに沿った順番と場所名を見られるようになっています。
ケベックシティ観光!旧市街の見所とおすすめ穴場をチェック
①ケベック州議事堂(新市街)
ケベックシティの一番高い場所にあるのが、ケベック州議事堂。1886年に建てられたフランス・ルネッサンス様式の建物で重厚な造りがとても美しいです。
45分の無料ガイドツアー(英語)に参加すると、州議事堂内部を見学することができます豪華なシャンデリアやステンドグラス等々、美しい建物内は一見の価値ありですよ(*´v`*)
※2018年6月現在、大規模な改装工事中。
②シタデル(アッパータウン)
イギリス統治時代に作られた星型の要塞で、現役の軍隊が駐屯している要塞としては北米最大級です。
夏(6月末〜9月上旬)には、毎朝10時に衛兵交代式が行われます。シタデル内部は、有料ガイドツアーでのみ見学可能です。
ガイドツアーに参加しなくても、入り口を抜けて衛兵がいる広場までは行くことができます。私はツアーには参加しませんでしたが、黒いモコモコ帽をかぶった衛兵と一緒に写真を撮らせてもらいましたよ(*´v`*)
③Terrasse Pierre-Dugua-De-Mons(アッパータウン)★穴場★
シタデルのミュージアム入り口(正門)の左にある小さな小道を進むと『Terrasse Pierre-Dugua-De-Mons』に抜けることができます。
高台にあり、ケベックシティを一望できる絶景ポイントです。ホテル『シャトーフロンテナック』を始め、旧市街やセントローレンス川等の見どころをいっぺんに見渡すことができるんですよ〜!
このおじさんの像がある公園↓↓
写真左奥に写っているカナダ国旗が立っているあたりが、一番の絶景スポットですので、必ずチェックしてみてくださいね(*´v`*)
ここ、私が見た限りでは、ガイドブックでもあまり大きく取り上げられていないんです。こんなにいい場所なのに、なんでなんだろう…。
ちなみに、『Terrasse Pierre-Dugua-De-Mons』の芝生広場は、韓国ドラマ『トッケビ』のロケ地としても有名です。
※テラス・デュフランから遊歩道を上がって来ることもできます。
④テラス・デュフラン(アッパータウン)
クイーンズパークの斜面を下ると、板張りの遊歩道に出ます。ホテル『シャトーフロンテナック』の裏手に広がる670mの遊歩道は、テラスデュフランと呼ばれています。
テラスデュフランは、まさに『ケベックシティに行ってきました』的な記念写真が撮れるスポットです!!
たくさんベンチがあるので、セントローレンス川を眺めながらゆっくりするもよし、シャトーフロンテナックを背に記念撮影をするもよし。子供さんがいる場合は、ずらりと並んだ大砲と一緒に写真を撮っても楽しいと思いますよ(*´v`*)
⑤シャトー・フロンテナック(アッパータウン)
ケベックシティのランドマーク的存在、ホテル『シャトーフロンテナック』。フレンチ・ロマネスク風建築で、1893年開業の伝統ある高級ホテルです。
第二次世界大戦時には、チャーチルとルーズベルトの会議場所となったことでも有名です。
ちなみに、宿泊客でなくてもホテル内部を見学することができます!上品な雰囲気漂うホテルのロビーだけでも一見の価値ありですよ。地下に降りるとスタバがあります(笑)
↓スーパーで買えるこのお菓子。シャトー・フロンテナックだと思います。おすすめ^^
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⑥ダルム広場(アッパータウン)
シャトーフロンテナックの前にある広場で、旧市街のちょうど中心に位置しています。ドルボー神父の像が目印の小さな広場です。
二階建て観光バスや馬車の発着場所にもなっています。
⑦要塞博物館(アッパータウン)
ダルム広場の側にある要塞博物館は、小さめのお城のような外観がとてもかわいいです(写真右奥)。
イギリスとフランスの戦争やケベックシティの歴史を中心に、ジオラマと音声ガイドによるショーで学ぶことができます。
1階にはテラス席が設けられていてお茶をしている人が多いので、カフェと勘違いするかもしれません。私は外観を楽しむだけで、博物館内部には入りませんでした(笑)
⑧トレゾール通り(アッパータウン)
ダルム広場の側にある数十メートルほどのかわいい通りです。小さな通りの両脇では、地元の画家さん達が絵を描きながら、作品を販売しています。
観光地のお店って『なんでどのお店も同じデザインばっかり売ってるの?』と思うことがありませんか?トレゾール通りで売っているアートはそれぞれに個性的なものが多く、好みにあったアートが見つかると思いますよ〜!
お値段は、10ドル〜100ドルまで様々。サイズもポストカードサイズ〜大きめのキャンバスサイズまでバリエーション豊かで、ケベックの風景を描いた作品が多いんです。お土産にもってこい(*´v`*)
⑨ノートルダム大聖堂(アッパータウン)
北米は教会が多く『教会観光には飽きたよ〜』と思うことがあります(笑)でも、ケベックシティのノートルダム大聖堂は、内装がとても美しいのでぜひ見学してみてくださいね!
内装は白とゴールドを基調にした造りで、天井には空が描かれていて、とにかく荘厳です。
ちなみに、私はゴールドとブルーを基調にした内装を想像していたんですが、それはモントリオールのノートルダム大聖堂でした(笑)
⑩首折れの階段(ロウワータウン)
旧市街のアッパータウンとロウワータウンを繋ぐ階段です。
『首折れ』という恐ろしい名前は、首が折れそうなくらい急勾配な階段が由来になっています。でも、しっかり手すりも付いていますし、そこまで急ではありませんので大丈夫(笑)
階段を降りたところから始まるプチ・シャンプラン通りは、階段の上から写真を撮るのがおすすめ。特に混み合っている時間帯は、上から見ると凄まじい混雑っぷりがよく分かります。
⑪プチ・シャンプラン通り(ロウワータウン)
首折れの階段の正面に伸びる北米最古の繁華街。
石畳の路地にかわいいお店がひしめき合っています。しかも、お店の1軒1軒がとてもフォトジェニック。好きな外観のお店の前で写真を撮っている観光客も多いです。
また、プチシャンプラン通りの終わりのあたりには、大きな壁画がありますのでお見逃しなく。
プチ・シャンプラン通りにあるレストランのテラス席で休憩したけど、ちょうどミニコンサートが開催されていて、素敵な雰囲気だったよ。
ケベックシティでは、街のあちこちに音楽が溢れていてとても楽しかったな〜!
⑫ロワイヤル広場(ロウワータウン)
ロウワータウンの中心地、ロワイヤル広場。石造りのおうちに囲まれたかわいい広場です。
勝利のノートルダム教会やケベックの四季を描いた巨大壁画があるのは、ロワイヤル広場ですよ〜!
私は勝利のノートルダム教会は見学していませんが、内部には木造船ル・ブレーゼ号のレプリカが吊るされているとのこと。
1日中観光していると疲れるので、調べてみて興味のないところは飛ばした方が体力温存できて良いと思います。
⑬フニキュレール(旧市街)
フニキュレールは、ロウワータウンのプチ・シャンプラン通りからアッパータウンのシャトー・フロンテナック前までを結ぶケーブルカーです。
料金は片道3ドル。
あっという間にアッパータウンに到着しますよ〜!フニキュレールに乗らなくてもいい場合は、ロワイヤル広場の巨大壁画横の坂道から、アッパータウンに戻ることができます。
⑭サン・ジャン通り(旧市街)
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アッパータウンにある通りで、レストランやお土産やさんがひしめき合っています。カフェや美味しいベーカリーもサン・ジャン通りに多いですよ(*´v`*)
お茶休憩やごはん休憩をするならサン・ジャン通りがおすすめです。写真は朝ごはんを食べたパン屋さんです。とっても美味しかった。
通りを登っていくと、サンジャン門から新市街へ抜けることができますよ。①でご紹介したケベック州議事堂がすぐに目に入り、一気に近代的なビルが増えるので分かりやすいと思います。
⑮戦争公園 / アブラハム平原(新市街)
かつて、イギリスとフランスが土地を巡って戦争をした場所が、現在では公園になっています。
美しい緑の芝生が一面に広がり、敷地面積はなんと103ヘクタール!噴水や庭園も整備されていて、とても気持ちの良い場所ですよ(*´v`*)
写真(上)は公園のほんの一部(端っこだけ)で、左奥に向かって広大な芝生が広がっています。街との距離の近さに驚かされますよね。
街中のティムホートンスでドーナツとコーヒーを買って、公園でのんびりしてみてはいかがでしょうか?
19時頃、戦争公園に行ったら、いろんな人がピクニックがてら夜ごはんを食べてて素敵だったよ〜!
コンサートがあっていて、お年寄りからちびっこまでダンスしていたのも印象的。カナダの夏は21時頃まで明るいから、1日が長くて嬉しいね。
また、戦争公園からは対岸のレヴィが見えます。少し暗くなってきた頃に訪れると、レヴィの街の光がとても美しいです。
写真ではあまりよく分かりませんが、レヴィの工場地帯が夜景がとても未来的でキレイでした。大砲があるあたりからが一番よく見えます。
お時間が合えば、ぜひチェックしてみてくださいね(*´v`*)
⑯展望台→総督の散歩道(旧市街)
戦争公園をセントローレンス川の方向に進むと、展望台があります。
ここからも対岸レヴィの景色が美しい。でも個人的には、芝生に座ってのんびりレヴィを見られる戦争公園の方がおすすめかも。
展望台に向かって左側に『総督の散歩道』というテラスデュフランへ降りる遊歩道があります。
ここで、ひとつ注意点が。総督の散歩道はすごく階段が多いので、絶対に展望台からの『下り』がおすすめ!!
私はテラスデュフランからの『上り』で行ったので、とっっっても大変だったよ。修行さながらでドッと疲れるから、注意してね。
⑰レヴィ行きのフェリーから夜景
さて、ケベック旧市街(&ちょっと新市街)の1日観光の最後を締めくくるのは、レヴィ行きのフェリーから見る夜景です。
レヴィ行きのフェリーからは、ケベックシティ全体の夜景を見ることができます。ライトアップされたホテル『シャトー・フロンテナック』等を一望できますよ。
フェリーは片道10分程度、往復7ドルです。約20分おきにフェリーが出ていますし、最終は深夜2時頃ですので、気軽にトライすることができます。
※夫の話によると、レヴィは特に観光するところはないそうです。
ケベックシティ観光で現地ツアーを利用するなら
『見どころを効率よく案内してほしいな〜』という場合は、現地オプショナルツアーが便利です。
世界111ヶ国268都市に14,000種類以上の現地オプショナルツアーを展開するVELTRA(ベルトラ)。体験談も多いので、じっくり口コミを読んで決めることができるのも良いところです。
例えば、カナダ・ケベックシティ旧市街ツアーもありますよ。(2018年6月現在)
言葉も通じない慣れない土地で、自分であれこれアレンジするのは大変です。オプショナルツアーで効率的に見どころを見て回れば、時間と体力にも余裕ができるのも良いところですね(*´v`*)
ケベックシティでワイファイを使うなら
海外の知らない土地で自由にインターネットが使えると、やっぱり便利です。日本と同じようにサクッと検索したり、行きたいところにも地図アプリを使って簡単に行くことができます。
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難しい設定なしで使えるのは、イモトのWiFi。
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まとめに
ケベックシティの旧市街は名所や穴場をゆっくり歩いて回っても、半日ほどで観光できてしまいます。
なので、日数を多くとる必要はないと思いますが、あまり急がず芝生での休憩タイムを入れながら、のんびりと散策してみてくださいね。
個人的に一番のおすすめは『Terrasse Pierre-Dugua-De-Mons』。
韓国ドラマ『トッケビ』のロケ地でもあり、旧市街を一望できる絶景スポット。私が持っている日本のガイドブックには載っていなかったのですが、絶対に行くべき場所だと思います。
ケベックシティには、トッケビのロケ地が点在しています。事前にドラマを見ておくと、もっと観光を楽しめるかもしれませんね。
ケベックシティは坂が多いので、順番を間違えるとなかなかハードな道に遭遇したりします(笑)おすすめの歩き方と地図を参考にして頂ければ幸いです(*´v`*)
最後までお読み頂きましてありがとうございました。