日本のパスポート最強伝説2020!威力の理由やビザなしで入れる国一覧も

 

ビザなしで渡航できる国の数を比較して発表される『パスポートランキング』。

毎年、日本の順位を楽しみにしている人も多いのでは?

2020年初のランキングが発表され、日本は第1位に輝きました。

今日は、世界でも最強の部類に属する日本のパスポートについてご紹介します。

【この記事を読むと分かること】

  • 2020年のパスポートランキング
  • 日本のパスポートが世界一と言われる理由や威力
  • ビザなしで渡航できる国
  • ビザなしで入れない国

 

Sponsored Link

 

【2020年】日本のパスポート最強伝説!ランキング順位は?

ランキングトップ10の国はどこ?

ビザなしで渡航できる国の数を比較して発表されるパスポートランキング。

毎年、民間のコンサルティング会社『 Henley & Partners(ヘンリー・アンド・パートナーズ)』から 発表されています。

199ヵ国の国と地域を対象に調査が行われています。

2020年初のランキング首位を飾ったのは、日本。ビザなしで191ヶ国に渡航できるという結果で1位を獲得しました。

ちなみに、2018年2月には『ビザなしで180ヵ国に渡航できる』という結果で1位を獲得している日本。この2年ほどで、ビザなし渡航可能な国が10ヵ国以上増えているということですね^^

世界のパスポートランキング1位から10位までを見てみましょう。

2020年1月時点での世界パスポートランキングはこちら。

順位国名
第1位
(191ヵ国)
日本
第2位
(190ヵ国)
シンガポール
第3位
(189ヵ国)
韓国
ドイツ
第4位
(188ヵ国)
イタリア
フィンランド
第5位
(187ヵ国)
デンマーク
スペイン
ルクセンブルグ
第6位
(186ヵ国)
スウェーデン
フランス
第7位
(185ヵ国)
スイス
ポルトガル
オランダ
アイルランド
オーストリア
第8位
(184ヵ国)
アメリカ
イギリス
ノルウェー
ギリシャ
ベルギー
第9位
(183ヵ国)
ニュージーランド
マルタ
チェコ
カナダ
オーストラリア
第10位
(181ヵ国)
スロバキア
ハンガリー
リトアニア

 

ちなみに、日本のパスポートが初めてランキング1位を取ったのは2018年。それまではドイツが3年連続で1位でした。

2020年1月最新のランキングは、1〜3位までがアジア、4位以下はヨーロッパの国々が多いことが分かりますね。

ランキングワースト10の国はどこ?

ちなみに、パスポートランキングは107位まで続きます。参考までに、ワースト5位をチェックしてみましょう。

順位国名
第107位
(26ヵ国)
 アフガニスタン
第106位
(28ヵ国)
イラク
第105位
(29ヵ国)
シリア
第104位
(32ヵ国)
パキスタン
ソマリア
第103位
(33ヵ国)
イエメン

参考:Henley&Partners Passport Index

最下位を獲得したアフガニスタンの26ヵ国と比べると、トップの国々の190か国超えはすごい数字なんだな〜と実感します。

2018年のランキングと比較してみると、ランキング上位の国々はビザなし渡航可能な国の数が増えているのに対して、下位の国々は渡航可能な国の数が減っているのも印象的でした。

 

わたし
北朝鮮は100位の39ヵ国。スーダンと同じ順位だよ。
3位の韓国の189ヶ国と比べると少なめだけど、ちょっと意外な結果だよね。

 

Sponsored Link

 

【2020年】日本のパスポートが最強と言われる威力の理由は?

パスポートランキングからも分かるように、日本はビザを取得しなくても渡航できる国の数が191ヵ国にものぼります。

よく『日本のパスポートは強い!』『最強!』なんて話を耳にしますが、ビザなしで旅行できる国の数が多い(=スムーズに旅行ができる)という意味だったんですね。

たしかに、ビザを事前に取得するのはお金も時間もかかります。また、1回の旅行で数カ国をまわる場合は、ビザが取れないというだけで足止めをくらうことにもなりかねませんよね。

 

わたし

昔、オーストラリアの若者と一緒にタイ→ラオスの国境越えをした時の話。

その子はアライバルビザを申請しないといけなくて、すごく時間がかかってた。ビザ不要で越境した私を見て『キィ〜ねたましい〜!』と冗談交じりに笑ってたよ。

 

ちなみに、2018年2月に日本がランキング1位を獲得した際には、シンガポール国立大学のパラッグ・カーンナ氏はこう分析しています。

『(両国の)国民がビジネスと投資活動に関心のある、平和的な商業大国とみなされている』

ランキング上位の国々を見ても、安全性と信頼性が高い国が多いです。ビザなしで渡航できる国が多いというのは、国際的に『平和な商業大国』だと評価されていると考えて良さそうですね(*´v`*)

スムーズに旅ができるのはもちろん、国に対する評価が良い結果として現れるのはすごく嬉しいことですよね。

 

 

【2020年】日本のパスポートでビザなしで入れる国はどこ?

さて、ついに最強のパスポートとして、ランキング首位を獲得した日本。ビザなしで行ける191ヵ国って、どこなのでしょうか??

『ビザなしで渡航できる国一覧』があるといいなと思い、外務省のホームページで探してみました。

が…!

一覧表はありませんでした。そして、こんな記述が↓

日本人が海外へ渡航する際のビザ(査証)については、渡航先、渡航目的、滞在期間等によって査証の要否・種類が異なり、また、国によっては事前通知なしに手続きが変更される場合もありますので、詳細は日本にある渡航先国の大使館・総領事館に確認し、最新の情報を入手するようにしてください。

出典:外務省

ビザは種類もたくさんありますし、国によっては要件がよく変更になったりしますもんね。たしかに、簡単に一覧表なんて作れるはずないな〜と納得してしまいました。

参考までに、日本人に人気の旅先に行くのにビザが必要なのかを調べてみました。

スマホはスクロールできます!

国名ビザパスポート残存期間
韓国90日以内の観光は不要入国時3ヶ月以上
台湾90泊91日以内は不要帰国時まで有効
タイ
  • 空路は1回30日以内の観光は不要
  • 陸路は1回15日以内の観光は不要
入国時6ヶ月以上
シンガポール30日以内の観光は不要入国時6ヶ月以上
ベトナム15日以内の観光は不要入国時6ヶ月以上
ドイツ90日以内の観光は不要シェンゲン協定加盟国出国日から3ヶ月以上
フランス3ヶ月以内の観光は不要シェンゲン協定加盟国出国日から3ヶ月以上
アメリカ90日以内の観光は不要
※ESTA、ICパスポートが必要
入国日から90日以上が望ましい
オーストラリア必要(ETAS)滞在日数分以上
カナダ6ヶ月以内の観光は不要
※eTAが必要
カナダ出国予定日+1日

 

オーストラリアは、なんとビザが必要です!なんだか意外ですが、3ヶ月以内の滞在であれば簡単な手続きでビザ取得ができます^^

なお、ビザの要件には、上記の他に細かい条件(パスポートの残存期間や航空券等)があります。予告なくビザ要件が変更になることもありますので、旅行前に必ず各国の大使館ホームページで確認をするようにして下さいね。

 

まとめに

2020年もランキング1位に輝いた日本のパスポート。その他のランクインした国々や最強といわれる理由、威力などについてご紹介しました。

ビザなしで渡航できる国が多いということは、日本の信頼度が高いということにも繋がります。海外旅行にめんどうな手続きが減るのも嬉しいですが、日本がそれだけ評価されているというのは嬉しいことですね。

日本人に大人気の旅行先オーストラリアが、ビザが必要なことにはびっくりでした。ビザ不要とされている国でも、パスポートの残存期間や帰りの航空券の有無等、国によって渡航条件は様々です。

思い込みで判断せずに、事前に必ず各国大使館のホームページで確認をするようにしてくださいね^^

 

Sponsored Link