こんにちは!
カナダ東部の田舎町に住むMACOです。
インスタントポット、これまでは圧力機能をメインに使っていましたが、付属の蒸し台(蒸し器)を使って蒸し野菜や蒸し鶏肉(サラダチキン)を作ってみたらびっくり。
味が濃くておいしくて、すっかり蒸し料理にハマっています。
でも蒸し機能を使ってどんな料理ができるのか、あまりピンとこない人も多いのではないでしょうか^^
今日はインスタントポットの『蒸す』機能の使い方についてご紹介します。実際に作って美味しかったおすすめレシピもまとめました。
【この記事を読むとわかること】
- インスタントポットの蒸す機能の使い方
- 蒸し台(蒸し器)の使い方
- 簡単にできるおすすめ蒸し料理
インスタントポットの『蒸す』機能の設定方法と注意点
基本の設定方法
まず最初に、基本的な手順はこちら。
- 蒸し台(蒸しザル)を入れる
- 野菜やお肉など調理したいものを入れる
- 内釜に水を入れる
食材がセットできたら、次はインスタントポットの設定をしましょう。
- 蒸気リリースバルブを『Sealing』の方向へむける
- 『蒸し料理』ボタンを押す
- 『+−』ボタンで時間を設定
- 『圧力レベル』ボタンで圧力の強度を設定
- 設定後、自動でスタート(ピーピーと鳴る)
設定を間違えた場合は、『キャンセル』ボタンを押して設定しなおせばオッケーです。
ちなみにインスタントポットの『圧力機能』を使って同じように調理することができますが、蒸し機能を使った方が水っぽくなりません。
蒸し機能を使った方が野菜やお肉の味もギュッと濃く仕上がるので、おすすめです^^
注意点2つ
インスタントポットの『蒸し料理(Steam)』機能を使う時の注意点をご紹介します。
- 蒸気リリースバルブの向きは『Sealing』
- 水を2cmほど入れるのを忘れない
この2点を守れば、あとはボタンを押して調理が終わるのを待つだけ。
上記2点について詳しく説明していきます^^
蒸気リリースバルブは『Sealing』の方向
『蒸し料理』は圧力を使うので、蒸気リリースバルブは使う前に必ず『Sealing』の方向にあわせておきましょう。
蒸し終わったら、自然に圧が抜けるのを待つか、バルブを『Venting』の方向に向けて強制的に圧力を抜きます(熱い蒸気が吹き出すので気をつけて!)。
インスタントポットのフタについているシルバーのボタンが下がっていれば、フタを開けても大丈夫です。
水を入れるのを忘れない
インスタントポットは無水調理に対応していません。
なので、必ず水を入れるのを忘れないようにしましょう。
水の量の目安はこちら。
- 3クオートサイズ:約200cc
- 6クオートサイズ:約500cc
私はざっくり2センチ弱、食材に水があたらない程度に水を入れるようにしています。
インスタントポットの蒸し台(蒸し器)の使い方
インスタントポットには付属の蒸し台(蒸し器)がついています。
上の写真は、カナダで買ったインスタントポットについてきた蒸し台。取手がついていて不思議な形をしているので、最初は使い方が分からず悩みました。
上の写真のように、足がついている方を下にして内釜に入れます。
日本バージョンの蒸し台には取手がついていないようですが、足がついている方を下にして内釜に入れればオッケーだと思います。
付属の蒸し台以外に、こういう器具を使うのもおすすめ。
左はフリーサイズの蒸し器。小さく折りたたみ可能で、カボチャ1個分くらいならすっぽり入ります。右のザルは大豆を大量に蒸す時にこぼれず便利です。
こういうアイテムを買い足すと、料理の幅が広がりますよ^^ 手持ちのインスタントポットに入るサイズかどうか、よく確認して買うようにして下さいね。
インスタントポットでできるおすすめ蒸し料理7選
蒸しじゃがいも
【設定とポイント】
- 蒸し料理(Steam)+High+10分
- 大きなじゃがいもは5センチくらいに切る
- 水を2cmくらい入れる
【おすすめ料理】
ポテトサラダ、コロッケ、マッシュポテト、離乳食
小さいじゃがいもであれば、8分ほどで柔らかくホクホクに仕上がります。逆に写真の右下の大きなじゃがいも(こぶし大)は、10分だと少し芯が残ってしまいました。
大きなじゃがいもは、あらかじめ5センチくらいの大きさにカットしましょう。
蒸しかぼちゃ
【設定とポイント】
- 蒸し料理(Steam)+High+5分
- 2口大くらいに切る
- 水を2cmくらい入れる
【おすすめ料理】
離乳食、コロッケ、お菓子用のペースト、マッシュ用
硬いカボチャもあっという間にホクホクになります^^
蒸し大豆
大豆は一度にたくさん蒸して冷凍しておくと便利です。
【設定とポイント】
- 蒸し料理(Steam)+High+25分
- 乾燥大豆は事前に12時間ほど水に浸けておく
- 水を2cmくらい入れる
【おすすめ料理】
納豆、サラダ用の蒸し大豆、煮豆の下準備
蒸し鶏(サラダチキン)
【設定とポイント】
- 蒸し料理(Steam)+High+5分
- あらかじめ塩麹につけておく
- 水を2cmくらい入れる
【おすすめ料理】
バンバンジー、チキンサラダ
一晩、塩麹につけた鶏むね肉を使うと、コンビニのサラダチキンにそっくりの食感になります!しっとりもっちりで絶品です。
私は鶏肉を耐熱容器に入れ、容器ごと蒸し台に乗せて調理しています。
こんな感じ↓↓
プリン
プリンはまだ一度でビシッと固まったことがなく、追加で蒸して完成させている状態。
滑らかでとてもおいしいプリンができるんですが…。『これだっ!』という蒸し時間を発見したら、追記させて頂きますね(大きなプリン、小さなプリン、いろんなサイズに挑戦中です)。
ゆで卵
【設定とポイント】
- 黄身トロトロ卵:蒸し料理+High+2分
- かための半熟卵:蒸し料理+High+3分(おすすめ!)
- 固ゆで卵:蒸し料理+High+4分
- 水を2cmくらい入れる
【注意点】
調理終了後、すぐに蒸気を強制リリース。卵を水につける。
卵の大きさにもよりますが、毎回ほぼ失敗なしで同じ状態の半熟卵を作れるのは素晴らしいなぁと思います^^
調理終了後に卵をインスタントポット内に放置すると、どんどん固まってしまいますのでご注意を。
しゅうまい
【設定とポイント】
- 蒸し料理+High+10分
- 水を2cmくらい入れる
シュウマイの大きさによって蒸し時間が変わってきます。
ひとつ割ってみて火が通っていなければ、フライパン用のフタをかぶせて、『炒めものボタン』で追加加熱してみて下さい。
私はこんな感じで追加加熱しています^^
海外のレシピを見ていると、インスタントポットに水を入れ、フタをせずにセイロを乗せて蒸している人もいました。
インスタントポットの可能性、無限大すぎますね(笑)。
まとめに
インスタントポット購入当初は圧力機能ばかり使っていましたが、蒸し料理機能の便利さ&おいしさに気付いてからというもの、蒸し機能にどハマり。
蒸し野菜も蒸し鶏もほったらかしで簡単に作れる上に、蒸した食材は味が濃くて本当においしいんです。簡単にコンビニのサラダチキン風を作れるので、海外生活での食が一段と潤いました(笑)。
付属の蒸し台(蒸し器)の使い方は、慣れてしまえば簡単ですし本当に重宝します。簡素な作りなんですが、野菜や卵を直置きしたり、食材を乗せたお皿を乗せたりとかなり活躍します。
蒸し料理機能、おすすめです^^