こんにちは!
カナダ東部の田舎町に暮らすMACOです。
カナダの名物料理プーティン。
カナダでは、マクドナルドやKFC等のファーストフード店でも買うことができますし、お祭りに行くとほぼ必ずプーティンの屋台があります。身近でみんなに愛されている料理で、カナダの数少ない国民食いっても過言ではありません。
カナダ移住してからというもの、数々のお店で数え切れないほどプーティンを食べてきました。
今日は、カナダのソウルフード『プーティン(Poutine)』についてご紹介します。
【この記事を読むとわかること】
- プーティンとは?
- プーティンってどんな?カロリーは高い?
- カナダのおすすめのプーティンのお店や値段
- 東京でプーティンが食べられるお店
カナダの国民食プーティン(Poutine)とは?
カナダで国民食として愛されている『Poutine(プーティン)』。
国民食、カナダ名物、ソウルフード。どれもプーティンにぴったりな言葉です。
基本のプーティンは、こんな料理↓↓
【プーティンとは?】
フライドポテトの上にチーズカードをのせ、さらにその上からグレービーソースをかけたもの。
お店によっては、この基本のプーティンにプラスして、色々なトッピングをのせることができます^^
プーティンが生まれたのは、1950年代のケベック。『プーティン』は英語ではなくフランス語なんです。
カナダではどこででも食べることができ、地元の人にも愛されています。
お祭りに行くと必ずプーティンのお店がありますし、週末の夜、お酒の後のシメのプーティンを食べている人もよく見かけます。特別なお店に行かなくても、マクドナルド、バーガーキング、ケンタッキー等のファーストフード店でも気軽に食べられるので、本当に身近な食べ物なんです。
お値段はだいたい6ドル〜10ドルくらい。外食が高いカナダでは、ピザやハンバーガーとならんで、気軽に食べられるごはん的な役割も果たしていると思います。
プーティンの専門店に入るもよし、ファーストフード店のプーティンを食べるもよし。カナダに来たら忘れずに本場のプーティンを食べてみて下さいね。
初めてプーティンを食べた時は、こってり味が濃すぎてもう一生食べなくていいと思ったけど…。定期的に食べたくなるよ。プーティンの不思議な魔力を実感中!
カナダ名物プーティン、どんな味?
※これはコストコのプーティンです。
プーティンは、すごくすごく濃厚な味。
具体的には、この3つが合わさった味わいです。
- 揚げたてほくほくのポテト(油とポテトのコク)
- キュッキュッとした歯応えのチーズカード(濃厚なチーズの味)
- 濃厚なグレービーソース(肉汁と塩気)
プーティンの濃厚な味が伝わるでしょうか。
あまりのこってり味に、最初は1人1個食べられない人も多いかも…。かなり胃に重いので、カナダ人の夫ですら、プーティンを食べた後には『罪悪感を感じる…』と顔を曇らせるほど(笑)
プーティンは一度にたくさん食べるのは大変なので、誰かと一緒にシェアすることをおすすめします。
でも、プーティンって何度か食べるとクセになるんですよね。不思議。ちなみに『チーズカード』とは、 牛乳を酵素で固めたもの。キュキュッとした歯ごたえがとっても楽しく、濃厚なのにミルク感があってクセになるおいしさです。
カナダ名物プーティンのおすすめのお店はここ!味や値段は?
プーティンは、マクドナルドやKFC等のファーストフード店でも食べることができますが、ここではチェーン展開している人気のプーティン専門店をご紹介します^^
Smoke’s Poutinerie
カナダ全土に200店舗をチェーン展開するプーティン専門店『Smoke’s Poutinerie』。
赤と黒のチェック柄に笑顔のおじさんが目を引くプーティン屋さんで、トロントやバンクーバーにも店舗がありますので、カナダ旅行の際はぜひ訪れてみて下さいね。
Smoke’s Poutinerieは、お店の内装がプーティン愛にあふれていて、すごくかわいいです。
メニューもスタンダードなものから、豚肉のせ、チキンのせ、ビーフのせ…とにかくバラエティ豊か。ベジタリアンメニューもあるので安心ですし、定期的に限定メニューが出るので何度足を運んでも飽きることがありません。
メニューからも溢れるプーティン愛を感じます。
私がよく食べるのは『トラディショナル』という一番ベーシックなもので、お値段は約8ドル。色々なトッピングがのったものは、10ドルくらいのものが多いです。
お肉乗せは濃厚すぎて…(笑)シンプルな基本のプーティンが一番だという結論に至りました。
そして実際のプーティンはこちら↓
ファーストフード店やコストコに比べると少し値段が高めですが、Smoke’s Poutinerieのポテトはハーブの香りが効いているので、とてもおいしいです。最後まで飽きずに食べられる感じ。
店内ではビールも飲めます。プーティンとビールの相性は抜群ですよ^^
また、週末は夜のけっこう遅い時間に繁盛しています。お酒を飲んだ後に行く人が多いようで、日本で言う〆のラーメン的な存在でしょうか。
ちなみに、『Smoke’s Poutinerie』で、目を引くおじさんはお店のマスコット。
『Smoke’s Poutinerie』はおじさんステッカーを拡散&徹底的なSNS戦略で、宣伝費を抑えながらあっという間に大人気プーティン店にのし上がったんだそう。
この間、街を歩いてたら見覚えのあるおじさんマスコットを発見しました。ステッカー拡散戦略、成功してるなー(笑)
コストコのプーティンは美味しいけど少し単調な感じがするのに対して、『Smoke’s Poutinerie』のプーティンは香りが良くて飽きずに食べることができました(*´v`*)
ごはんとして食べるには野菜不足な感じは否めませんが、おいしいですよ。おすすめです。
Chez Ashton
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ケベック州で人気のプーティンのチェーン店です。
夫が昔ケベックに住んでいた時、『プーティンと言えば、Chez Ashtonに行ってた』と話していました。
『Chez Ashton』は冬の間、ユニークなキャンペーンをやっています。
それは『気温が下がった分だけ、プーティンの値段をディスカウントするよ〜!』というキャンペーン。例えば、気温が20度下がったら、プーティンの値段が20%割引になるというわけですね(笑)
プーティン愛を感じます↓↓
特に冬のケベックの寒さは長く厳しいものですが、こんなかわいい企画を見ると、ちょっと行ってみたくなりますよね〜!
『Chez Ashton』のチーズカードは本当においしかったです。Squeakyさでいうと今のところ一位。ケベック旅行に行ったら、ぜひ『Chez Ashton』にプーティンを食べに行ってみてくださいね。
余談ですが、ケベックシティのスーパーで、地元で作られたチーズカードが販売されているのを発見。買って食べてみたら、これまたSqueakyでおいしかったです。
カナダ名物プーティンのカロリーは?ファーストフード店で比較
プーティンのカロリーをご紹介します。
見るからに高カロリーなプーティン、思っていたよりもカロリーは高くありませんでした。サイズにもよりますが、豚骨ラーメンと同じくらいのカロリーです(笑)
プーティンのカロリーはこちら。
【例えば…】
- マクドナルド:510kcal(225g)
- バーガーキング:740kcal(記載なし)
- KFC:720kcal(343g)
- ウェンディズ:620kcal(記載なし)
- Harveys:730kcal(241g)
お菓子を食べすぎるよりもいいのかも…。
いずれにせよ、プーティンは栄養の面から見ても頻繁に食べるものではありませんし、食べすぎには注意するようにして下さいね。
カナダ名物プーティン、日本では食べられる?
日本でもプーティンを食べることができます。
本場のプーティンと比べると繊細な感じで(不健康度が低いというか)、日本風プーティンといった感じのお店が多いかも。
東京でプーティンが食べられるお店は『ROBSON FRIED(ロブソンフライズ)』が有名です^^
グーグルマップの口コミは、おおむね高評価です。
カナダの方のレビューもあり、『チーズはチーズカードではないけれど、東京で食べられるプーティンの中で一番本場に近い味』という意見がいくつもありました^^
【詳細情報】
- フライドポテト専門店 Robson Fries(ロブソンフライズ)
- 住所:東京都世田谷区北沢2丁目31−5
- 営業時間:12:00〜21:00
- 定休日:火曜日
カナダ名物プーティンの作り方!家で手作りできる?
日本の家庭でできるプーティンの作り方をご紹介します。
- フライドポテト
- グレイビーソースの素
- モッツアレラチーズ(またはカッテージチーズ)
【作り方】
- フライドポテトの上に1cm角に切ったモッツアレラチーズをのせる
- 上からグレイビーソースをかける
ただし、プーティンは、あのキュッキュッとした食感のチーズカードあってこそ。チーズカードは日本では手に入りにくいようなので、日本のおうちでプーティンを完全に再現するのは難しそうです。
個人的な意見ですが、チーズカードを代用するなら、ピザ用チーズよりもカッテージチーズやモッツアレラチーズの方が近い味が出せると思います。
チーズとソースの量は、躊躇せず、ドバッと多めにかけて食べて下さいね^^
ちなみに、グレービーソースの素(水を加えて火にかけるだけ)はネットで買えますよ^^
まとめに
カナダには、例えば日本の寿司のように『これ!』と言った食べ物がない気がするのですが、プーティンはまさにカナダの国民食。名物料理です。
カナダを訪れたら必ずプーティンを食べてみて下さいね!
今回ご紹介したおじさんマークの『Smoke’s Poutinerie』は味もすごく美味しいですし、値段は10ドルほどとお手頃。カナダ各地にお店がたくさんあるので行きやすいです。また、ケベック州に旅行に行ったら『Chez Ashton』がおすすめです。
ちなみにカロリーは500〜700カロリーくらいで、豚骨ラーメンと同じくらいです(笑)
最初は一人一個は多いと思いますので、誰かとシェアして食べてみてくださいね。
それでは〜!