モンクトン観光の見所はホープウェルロック!干潮の時間や入場料も紹介

こんにちは!

カナダ東海岸ニューブランスウィック州の街・モンクトン近郊にある『ホープウェルロック(Hopewell Rocks)』。

ホープウェルロックがあるファンディ湾は、世界一の干満差を誇る海岸でユネスコの生物圏保護区にも指定されています。

訪れる時間帯は、干潮時がおすすめ。海岸に降りて巨大な奇岩の間を歩くことができます。一番の見所『Lover’s Arch』以外にも、巨大岩がたくさんそびえ立っているので、海岸沿いを歩くだけでも1時間以上は楽しむことができます。

夏のベストシーズンにモンクトン観光の見所『ホープウェルロック』を訪れてきました。干満の時間や入場料、公園内の歩き方をご紹介します。

 

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モンクトン観光の見所『ホープウェルロック(Hopewell Rocks)』とは?

ホープウェルロックの見所

カナダ東部のニューブランスウィック州のファンディ湾は、世界一の干満差を誇ることで知られています。

1日に2回、潮の満ち引きの影響で1,000億トンもの海水が移動し、満潮時には水が15mの高さまで到達するんです。

上の動画を見ても、干潮時と満潮時の差がどれだけすごいかが分かりますよね。人の小ささと岩の巨大さからも分かるように、ものすごい量の海水が満ち引きしています。

満潮時には海に沈んでいる巨岩のあたりをカヤックで回ることができます。逆に、干潮時には巨岩の下の『海だった場所』を歩くことができるんですよ^^

私は干潮と満潮どちらも体験しましたが、どちらか一方だけ訪れるなら、絶対に干潮時がおすすめ。

干潮時には海岸線沿いを2kmに渡って歩くことができます。見所の『Lover’s Arch』以外にも、たくさんの巨岩がニョキニョキと生えていて、太古の世界に迷い込んだような気分になりますよ^^

 

わたし
個人的には、アメリカのアンテロープキャニオンにちょっと似てるなと思うところがあったよ(笑)

 

ちなみに、見所の海岸線に出るまでは、片道約20分ほどのハイキングが必要です。

園内には片道2ドルの送迎用ゴルフカートが走っていますので、ハイキングしたくない場合はこれを利用してもいいと思います。

でも、森の中はとても美しいので、下り坂の行きだけ歩くのもいいかも。上り坂の帰りだけゴルフカートを利用すると楽チンです^^

ホープウェルロックは、毎年、世界中から18万人もの観光客がやってくる景勝地。実際に訪れると、その理由が分かりますよ。

 

ホープウェルロックの穴場

シーズン中は、展望所から見所の『Lover’s Arch』へ階段を使って降りることができます。

もちろんこの階段から降りてもいいんですが、ちょっと足を伸ばして北側のビーチから海岸に降りて『Lover’s Arch』を目指すと楽しいです^^ 上の写真の丸印のところ、立派なスロープがあります。

海岸沿いに歩くと、巨大な岩や削り取られた岩肌が自然の力強さを感じさせてくれます。

また『Lover’s Arch』を通りすぎてさらに南へ海岸を進むのもおすすめ。むしろ、そこからの景色が一番の見所だと思います^^

ジュラシックパークの世界に迷い込んだような巨大な岩がゴロゴロ。『Lover’s Arch』だけで満足せず、ぜひ海岸線を散策してみて下さいね。

 

ホープウェルロックへのアクセスは?

ファンディ湾・ホープウェルロックがあるのはモンクトン郊外。

残念ながらバス等の公共交通機関がないため、車かツアーで向かうことになります。モンクトン発のツアーも出ているようですので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

アクセスは、最寄りの街ニューブランズウィック州モンクトンから47km、車で約35分です。

 

 

モンクトン観光の見所はホープウェルロック!入場料はいくら?

※日本だったら岩と岩の間にしめ縄がかけてあるだろうな〜とか思ったり(笑)

ホープウェルロックのベストシーズンは夏。

私が訪れたのは8月のベストシーズン。たくさんの観光客で混雑していて、見所の展望台のあたりはお客さんでいっぱいでした。

実は、この写真はオフシーズンの春先に撮ったもの。干潮時にも関わらず、人がいない写真を撮ることができるのはオフシーズンの特権かもしれませんね。

※いつ行っても海水の色は茶色です。インフォメーションセンターにはブルーのファンディ湾の写真があるんですが、完全にフォトショップだろうな…(´-`).。oO

2019年のオープン期間をご紹介します。

  • 5月17日〜6月21日:9時〜17時
  • 6月22日〜8月16日:8時〜20時
  • 8月17日〜9月2日 :9時〜19時
  • 9月3日〜10月14日:9時〜17時

 

オープン期間中に訪れると、入場料金がかかります。参考までに入場料はこちら。

出典:ホープウェルロック公式サイト

事前にオンラインでチケットを購入することも可能です^^

ちなみに、営業時間外やオフシーズン(冬や春先)にも、無料でパーク内を散策することができます。

ただ、オフシーズンには施設自体が閉まっていますし、係員もいませんので、訪問は全て自己責任。『海岸を歩く場合は必ず潮の満ち引きの時間帯を確認し、安全に気をつけるように』とも書かれています(ホープウェルロックの公式サイト『オフシーズン』の欄にも記載あり)。

オフシーズンは海岸へ降りる階段が閉まっているので、海岸沿いをぐるりと歩いて見どころを目指します。

潮が引いた直後は地面がすごくぬかるんでいるので、ドロドロになります。汚れても大丈夫な靴で行きましょう。

私はカナダに来たばかりの頃、春先に訪れたこともあるんですが海岸沿いは極寒でした。せっかくなら絶対に夏のベストシーズンがおすすめです。

 

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モンクトン観光の見所ホープウェルロック、干潮の時間は要チェック

さて、ホープウェルロックを訪れる時に注意したいのが潮の満ち引きの時間帯です。せっかく訪れるなら、ビーチに降りて『海の底を歩く体験』ができる干潮の時間帯がおすすめ。

夏のベストシーズン中(パーク開園期間中)は、公式サイトに潮見表が載っています。『Tide Time Tables』という項目です。

こういうの↓↓↓

公式サイトにこんな記載があります。

The time frame to safely walk on the ocean floor at the Hopewell Rocks has been established around the exact low tide time (3 ½ hours before and after each low tide).

引き潮の前後3時間半が、海に降りられる時間帯になっているようですね。

行く時間帯によって見れる景色が変わってくるので、出発前にざっくり計画して出掛ける必要があります。

ホープウェルロックでやりたいこと、見たい景色をあらかじめ決めておいて、潮の満ち引きに合わせてお出掛けしてくださいね!

 

満潮時はカヤックができるよ!事前に要予約で1人約70ドルほど。ホープウェルロック敷地内に集合場所があるよ。

 

 

ホープウェルロックに行く時は服装や靴に注意

ホープウェルロックを訪れる際の服装で、注意すべき点が2点あります。

ひとつ目は、必ず温かい羽織を持っていくということ。ホープウェルロックは海岸沿いにあるため、真夏であっても肌寒い日があります。私が訪れた日は8月の真夏。でも風の強くてびっくりするくらい寒かったです。

ふたつ目は、ビーチサンダルかマリンシューズ、または汚れてもいい靴で行くということ。

海岸線はドロドロにぬかるんでいる場所があります。特に、北側のビーチから海岸を歩いて『Lover’s Arch』を目指す場合、ぬかるみだらけです。

絶対におしゃれな靴は避けましょう(´-`).。oO

 

 

ホープウェルロックにレストランはある?

ホープウェルロックの公園内には、レストランやお土産屋さんがあります。

入ってすぐのところにある『Interpretive Centre』内の『High Tide Restaurant』は、外のテラス席は景色がよく、料理もおいしいのでおすすめ。

こういう施設内のレストランってあまりおいしいイメージがなかったんですが、グーグルマップの評価も星4,1(満点5)と上々。値段もバーガーのセットが10ドルほどとリーズナブルでした。

レストランで食事をしなくても、公園内にはたくさんピクニックテーブルが設置してあるので、お弁当を持ってきて食べている人も多かったです^^

逆に展望所の近くにある売店はかなり割高だったので、『High Tide Restaurant』かお弁当持参がおすすめです。

公園の外の道路沿いにもレストランがたくさんあるので、そこで食べてもいいかも^^

 

 

まとめに

なかなか日本では話題になることのないカナダの東海岸ですが、カナダらしい素晴らしい自然が広がっています。

今回ご紹介したニューブランスウィック州モンクトン近郊のホープウェルロックは、自然系の絶景好きにはたまらない場所ですよ^^

訪れる際には、必ず事前に潮の干潮・満潮の時間をチェックしていきましょう。入場料は大人10ドルほどですが、訪れる価値はあると思います。

海岸沿いには、素晴らしい景色が広がっています。干潮時間に海岸に降りたら、しばらく海岸沿いに歩いてみるのがおすすめですよ^^

それでは。

 

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