こんにちは!
カナダ東部の田舎町に住むMACOです。
カナダに移住して以来、インターネット上のクラシファイドサービスを利用して、中古品の売り買いをすることが増えました。
カナダでは個人間の不要品の売買がとてもさかん。
最初は抵抗があったのですが、やってみるとすごく簡単で、お得に物が買えるのはもちろん、高い消費税が発生しないのもメリットのひとつです。
今日は、カナダのクラシファイドサイトを3つご紹介します。個人的におすすめなのは、FacebookのMarketplaceです^^
クラシファイド(classifieds)とは?カナダではどんな感じ?
クラシファイド(classifieds)とは、物の売り買いだけでなく、アパートの募集や仕事の求人等、幅広く利用できる便利なサービスのこと。個人でも簡単に参加でき、費用は無料(または格安)なことが多いです。
参考までに↓↓
クラシファイド とは、目的や地域によって分類された募集広告や告知を、一覧形式で掲載する広告媒体。
出典:Wikipedia
カナダで個人間の中古品の取引としてクラシファイドサービスを利用する場合、売り買いのやり方は、自宅に取りに行く(もしくは、自宅に取りに来てもらう)スタイルが一般的なようです。
家を知られるのに抵抗がある場合は、どこか場所を指定したり。
お支払いは現金だったり、e-Transferだったりと人による感じです。
e-transferについてはこちら。
>>e-Transferとは?カナダでの使い方とお金の受取り方法!送金に便利
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カナダのクラシファイド3選!中古品の個人売買はMarketplaceがおすすめ
①FacebookのMarketplace
※左がスマホアプリ、右がパソコンのブラウザ
一番おすすめなのが、Facebookの機能のひとつである『Marketplace(マーケットプレイス)』です。
Facebook(アプリ、ブラウザどちらも可)からチェックすることができ、住んでいる地域の売り買い情報が表示されるのでとても便利です。
使い方も簡単。
欲しいものが見つかったら『Ask for Details』のボタンを押すだけ。相手に『Is this available?』とメッセージが自動で送信されます。
取引がまとまったら、相手の家に現金を持って品物を引き取りに行くのが一般的です。お金はおつりがないように持っていきましょう^^
Marketplaceの良いところは、取引を始める前にFacebookで『その人』がどんな人なのかを確認できるところ。もちろん公開状況にもよりますが、事前にある程度の情報が分かるのは嬉しいですよね。
一番気軽に使えるので、私はFacebookのMarketplaceばっかりです^^
とはいえ、一人で引き取り(または引き渡し)する場合は、安全面に十分注意するようにして下さいね。
※2019年4月現在、日本のFacebookではMarketplaceは使うことができません。
②Kijiji
Kijiji(キジジ)は北米最大クラスのインターネット掲示板サービス。
Kijijiも地域を指定して、個人間で物を売ったり買ったり取引をすることができます。
Kijijiは会員登録をするだけで無料で使えるので、幅広い年齢層が使っている印象。例えば、うちの義父は、Facebookのアカウントを持っていないためMarketplaceを使えません。もっぱらKijijiユーザーです。
ただ、個人的にはKijijiは広告がすごく多い気がするのと、取引する相手の顔が見えないのであまり使っていません。
③日本語クラシファイド
カナダでもトロントやバンクーバー、その他大きめの都市に住んでいるのなら、日本語のクラシファイドサービスを利用することができます。
JP Canadaやe-Mapleカナダが有名ですよね^^
田舎の州だと、エリアが『その他』にまとめられてしまい、ほぼ使えないのが残念なところ…。いつも使ってみたいなぁと憧れています(´-`).。oO
カナダのクラシファイドFacebookのMarketplaceで中古品を売った話と注意点
カナダでクラシファイドサービスを使って『物を売る』ことについて、ご紹介します。
実際に売ってみた体験談と物を売る場合の注意点をご紹介します。
期待しすぎない
まず1点目に、相手に過度に期待しないということ。
クラシファイドで売る側になると、いろんな人がいることに気付かされます。『いろんな人がいるなぁ。』この一言に尽きます(笑)
- 『Is this available?』と聞いてきて、『Yes』と返事をしてもそこで終わり(えっなんで聞いてきたの?)
- いきなりあり得ないような金額で値切ってくる(半額以下とか)
- 約束をすっぽかす、遅れてくる(もちろん連絡なし)
- 取り置きに応じたら連絡が取れなくなる(後述)
こういうことが普通に起こります。
時々『おおっ?!』という人が現れるので要注意です。
取り置きしない
2点目に、『No Hold(取り置きしない)』ということ。
実際にやり取りをしてみると、すぐに取りに来れないという人が結構います。今までの経験上、取り置きはあまりろくなことがありませんでした。
例えば、一眼レフカメラを売った時のこと。
『どうしても欲しいから2週間取り置きして欲しい』と頼まれ、取り置きに応じたら、連絡が取れなくなりました。こちらからメールを送ると既読になるものの、一切無視。
Facebook上のやり取りで、その人は本名も学校もアルバイト先も公開しているのに、よくそんなことができるなぁとちょっと感心…。
取り置きをお願いされたら、『取り置きはしません。あなたが来れる時にまだ品物があったら、買ってね。(Sorry, I don’t do holds but if it’s still here you can have it.)』と回答するのがおすすめです。
説明はわかりやすく
3点目に、説明はわかりやすく。写真は詳しく鮮明なものを多めに。
これは自分が利用していて思うのですが、出品されている品物の写真が少なすぎて、どんな物なのか分からないことがよくあります。
例えば、ハイヒールを売っているのに正面からの写真だけで、ヒールの形や高さが全く分からない。電化製品を売っているのに、型番が写っていない。
自分が買う側だったら、わざわざメッセージを送って質問するのって手間だと思うんですよね。
同じ理由で、値段を『Please Contact』や『Make Me Offer』にしてあるのは微妙だなと思っています。
禁止事項ははっきりと
最後に、descriptionに禁止事項をはっきり書いておくということ。
私は絶対に『No Hold(取り置きしません)』『Pick Up Only / No Delibery(取りに来てください)』と明記するようにしています。
あと『No trade(トレードしません)』と書いている人も見かけますね。
夫がiphone6を売った時は、半値以下に値切ろうとして『ポケモンカードをつけるから!』と言い出す人、中古のiphone5と交換して欲しいという人、なかなかカオスな人間模様が。
売りたいものがスマホの場合、すごい人をキャッチしてしまう確率が高い気がしています(´-`).。oO
もちろんちゃんとした人が大半なんですが、たまに…。本当に『いろんな人がいる』としかいいようがありません。
逆に、メッセージの返信が早く、文面の感じがいい人(挨拶とかPleaseとか基本的なことがちゃんとしている)は取引もスムーズな印象です。
逆に違和感を感じた時は、ちょっと変な人が多い気がするので、自分の直感がわりと大事だなぁと思います(笑)
ちょっとやりとりは面倒ですが、不用品が売れると嬉しいですし、物が新しい持ち主のところで使ってもらえるのはとても嬉しいことですよね^^
まとめに
カナダでおすすめのクラシファイドサービスをご紹介しました。
最初はちょっと抵抗がありましたが、今では欲しいものがあればまずMarketplaceをチェックするようになりました。
夫の話によると、昔は『Craigslist』というクラシファイドも人気があったそうですが…。私の周りでは、個人間の中古品(不用品)の売買といえば、MarketplaceとKijijiを利用している人が多い印象です。
また、春〜夏にかけては毎週のようにガレージセールが街のどこかで行われていますし、春先のムービングアウトセールもお得に買い物をするチャンス。
物価も税金も高いカナダ。
トラブルに巻き込まれないように十分注意しながら、色んなサービスやイベントを利用しつつ、お得にお買い物をしたいなぁと思います^^