こんにちは!
カナダ東部の田舎町に住むMACOです。
日本から持ってきたきな粉が残り少なくなったのをきっかけに、きな粉を手作りしてみました。
材料は乾燥大豆だけ、煎ってミキサーで粉にするだけ…というシンプルさですが、甘くて香ばしいおいしい自家製きな粉が完成! 石臼がなくても大丈夫でした(笑)
カナダのスーパー等で目にする『大豆粉(Soybean Flour)』で代用して作れるかも実験してみました^^
今日は、自家製きな粉の作り方をご紹介します。失敗談も一緒にどうぞ。
きな粉の作り方!乾燥大豆とミキサーで簡単手作り
乾燥大豆を使って自家製きな粉を手作りする方法をご紹介します。
材料は計っていませんが、最初は少なめで作るのがおすすめ。
私は最初から多めに作ってしまい、煎る工程で失敗。ちょっと焦がしてしまったので、香ばしすぎるきな粉が大量にできあがりました(笑)
最初は少なめで作ってみて、煎り具合を把握しましょう^^
用意するものはこちら。
- 乾燥大豆
- フライパン
- ミキサー
- ふるい(あれば)
作り方は簡単シンプル。フライパンで乾燥大豆を煎り、ミキサーで粉にするだけです。
それでは、実際の作り方を写真付きでご紹介していきます。
①汚い大豆を取り除いておく。
※ひび割れて香ばしいいい香りがしてきます。
②フライパンで大豆を煎る。
だいたい10分弱くらい。
大豆がだんだんひび割れてきます。においを嗅いでみて、きな粉のような香ばしい香りがしたらOKです。
また、かじってみると香ばしくなっています。温かいうちは少し柔らかいですが、冷えるとカリッと固くなりますので大丈夫。
火を止めた後もフライパンの熱でジリジリ焦げてきます。しばらくフライパンを揺すったりして絶対にこがさないように気をつけましょう。
ちなみに、私は1回目のトライでこがしました(涙)
↑↑煎りすぎ、こげた状態です。
一応このこげた大豆もミキサーにかけてきな粉に。かなり香ばしいきな粉になりましたが、これはこれであり(…かな?)。
でも、大豆は煎りすぎない方が絶対においしいです。
③大豆が冷めたらミキサーで粉にする。
我が家はマジックブレッドを使っていますが、完全に粉にはなりませんでした。ミルサーがある場合はミルサーの方がいいかも。
すり鉢がある場合は、すり鉢でさらに細かくするといいようです。
④ふるいにかけて殻や大きな粒を取り除く。
粗めのきな粉でもいいなら、この作業は省略してもOK。ちょっとガリガリが残りますが、それはそれでおいしいです^^
きな粉の作り方!大豆粉(soybean flour)で代用できる?
ある日、カナダの量り売り専門店 bulk Barnで『Soybean Flour(大豆粉)』を見つけました。白っぽい色でサラサラ。
これをきな粉にできたら、すごく楽チンなのでは…?
ということで、大豆粉を100gだけ購入し、ウキウキで煎ってみました。
フライパンの底に大豆粉がくっついて焦げるわ、粉がバフバフ飛び散って台所は汚れるわ、結構大変な目にあいました(´-`).。oO 写真、お目汚しすみません。
できあがったきな粉(ぽい)は、きな粉特有の香ばしさや甘みをあまり感じられないできあがり。本物のきな粉と比べてみると、粉っぽく味気ないのが際立ちました。
サラサラなので口当たりがいいだけに、すごく残念…。
一方で、乾燥大豆を煎って粉にしたきな粉は、市販のきな粉よりも香ばしく大豆のあまさも強いです^^
せっかく自家製きな粉を手作りするなら、絶対に乾燥大豆からがおすすめですよ。
きな粉のアレンジ方法!海外でわらび餅が食べられます
自家製きな粉のアレンジ方法(食べ方)をご紹介します。
自家製きな粉はとても香ばしいので、お菓子の材料として使っても◎。ちゃんときな粉の香りを感じることができますよ^^
①きな粉マフィン
普通のマフィンのレシピに、大さじ2程度のきな粉を加えました。水(または牛乳)の分量は調整していませんが、普通に膨らみましたよ^^
昔、市販のきな粉をクッキーに入れた時は、あまりきな粉の存在を感じなかったのですが、自家製きな粉は香りが残ります。割って匂いを嗅ぐだけで『あ、きな粉』と(笑)
香ばしくてとてもおいしいです^^
②きな粉&メープルシロップ on ヨーグルト
お手軽で簡単なのが、これ。
ヨーグルトの上にきな粉とメープルシロップをかけて食べています。フルーツをトッピングしても。簡単で苦にならず、続けていけるのでおすすめです^^
③わらび餅
海外でも『タピオカ粉』を使って、わらび餅が作れるようです。
まだ試せていないので、作ったらレポートをアップしますね^^ きな粉も大量に錬金できたし、とても楽しみです。
きな粉の材料、乾燥大豆はどこで買う?【海外カナダの場合】
きな粉の材料、乾燥大豆。
日本だと、大豆は簡単にスーパーで買うことができますが、カナダではなかなか売っているところを見かけません(私が住んでいるのが田舎だからかもしれませんが…)。
大豆に限らず、小豆(あずき)もスーパーで見かけることがなく、『Amazonで買うしかないのかな』と諦めていた時期がありました。
豆に限らず雑穀やお米等、ちょっと変わった種類が欲しい時に便利なお店があります。
こちら。
- Bulk Barn(バルクバーン)
- オーガニック系のお店
- アジアンスーパーマーケット
まず最初にチェックしてほしいのが、量り売り専門店『Bulk Barn』。
量り売りで好きな分だけ買うことができるので、大量に買って保存場所に困るなんてこともなくなりました。Amazonで売ってる豆や雑穀は結構量が多いんですよね(´-`).。oO
あと、Bulk Barnは、アジアンマーケットよりも割安です。
また、オーガニック系のお店は豆や雑穀の種類が豊富ですし、ヘルシーフードのコーナーに思わぬ日本食材が置いてあることも(笑)
スーパーに欲しいものがなかったら、ぜひこれらのお店をチェックしてみて下さいね^^
まとめに
自家製きな粉の作り方をご紹介しました。
乾燥大豆とミキサーさえあればできるので、海外でも簡単に&大量に作ることができて便利です。
煎り大豆から作ったきな粉は、とても香ばしくて甘いのが特徴です。ふるいにかけると量が減ってしまうので、どうやったらサラサラのきな粉を大量に作れるが課題ですが…。
でも、粗めのきな粉も十分おいしいですよ^^
サラサラ感を追求するあまり、大豆粉で代用してみましたが、豆の香りや甘さが薄いきな粉になってしまいました。もう作ることはないかな…(笑)
自家製きな粉を手作りをするなら、だんぜん乾燥大豆からがおすすめです^^