カナダの医療保険でビジター(永住権申請中)ならBIISが格安おすすめ

こんにちは!

カナダ東部の田舎町に住むMACOです。

カナダ国内で永住権を待っている移民待ちの間、または、移住してから州政府健康保険に加入できるまでの間、医療保険はどうしようか迷っている方も多いのでは?

私はカナダ渡航から州保険加入までの期間、BIIS(ブリッジス・インターナショナル保険サービス)経由でAllianzの医療保険に加入していました。

BIISはカナダの保険会社ですが日本語オッケーですし、日本の海外旅行保険と比べても保険料が格安です。

今日は、カナダ国内・国外どちらからでも加入できるBIISの医療保険についてご紹介します。

【この記事はこんな人におすすめ】

  • 永住権申請中におすすめの医療保険を知りたい
  • ステイタスがビジターでも入れる保険を知りたい
  • 保険料は安い方がいい
  • BIISを使った人の感想を知りたい

 

 

カナダのBIISブリッジスインターナショナル保険サービスとは?

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カナダ現地の保険会社『ブリッジス・インターナショナル保険サービス(BIIS)』。

バンクーバーとトロントにオフィスがあります。

私が実際にBIISを利用してみて、良いと思った点はこちら。

【メリット】

  • 日本語でやりとりができる
  • 保険料が格安
  • カナダ国内からも申込・更新が可能
  • 妊娠出産費用をカバーする保険がある

医療保険の加入や請求、更新等の事務手続きを、英語のみで手続きをするのは思った以上にハードルが高いです。

そんな時、日本人スタッフに対応してもらえるとストレスが減りますし、日本語で質問ができたのでとても気持ちが楽になりましたよ^^

また、BIISは補償内容が手厚いわりに保険料が割安で、見積もりをとった時に『えっこんなに安いの?』とびっくりしました。

日本の保険のように医療通訳費用・航空機遅延補償・損害賠償補償等が付いていない、補償が無制限ではないことから、コストが抑えられているのだそうです。

次の項目では、永住権申請中(移民待ち)で加入できるBIISの保険についてご紹介していきます^^

 

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ビジター(永住権申請中)の人におすすめのならおすすめはBIISのこの2つ

①ビジター保険(Allianz Global Assistance社)

Allianz Global Assistanceのビジター保険は、ワーホリ、留学生、観光、州政府健康保険の待機期間中の人が加入することができます。

加入条件はこちら。

【加入条件】

  • 加入時に出生より15日以上、89歳以下であること。
  • カナダの州政府健康保険加入者、有資格者でないこと。
  • 加入時に健康であり、保険加入期間中に医療行為を受ける理由が無いこと。
  • 各種介護、老後、療養、リハビリ施設に滞在していないこと。
  • すでに保険約款に記述されている疾病に罹っていないこと。

出典:ブリッジスインターナショナル保険サービス

 

また、その他の条件やプランの特徴はこちら。

補償限度額

$10,000、$25,000、$50,000、$100,000、$150,000、$300,000

最高加入期間365日間
最低保険料$20
既往症の補償基本的に対象外(例外あり)

 

保険料の一例はこちら。

  • 24歳/補償限度額$10,000/180日間加入→$1,66 x 180日 = $298,80
  • 36歳/補償限度額$50,000/30日間加入→$2,76 x 30日 = $82,80

月々の健康保険料の支払いと比べても、割安ですよね^^

 

ここで頭に入れておきたいのが、カナダの医療費は高額だということ。

例えば、ERでの治療が約300〜800ドル、集中治療室に1日入院するだけで約3000〜6000ドルほどかかると言われています。

事故やケガ、病気は自分でコントロールできるものではありません。あらかじめ大きめの補償をつけておくと安心ですよ^^

 

わたし
私が保険加入する時は、BIISの担当者から補償額は$50,000以上あった方が良いとアドバイスをもらったよ。

 

ビジター旅行保険の詳しい加入条件や補償内容については、こちらから。

 

インパトリエイトプラン(Allianz Global Assistance社)

カナダ渡航から州保険加入までの間、私はこのAllianz Global Assistance社のインパトリエイトプランを利用しました。

ビジター保険との大まかな違いはこちら。

  1. 補償額が三種類のみ($100,000$150,000$200,000
  2. 申し込みは月単位
  3. ワクチン費用、健康診断・目の健康診断、妊娠出産費用(補償や保険金の支払いに条件、上限あり)

 

保険料の一例はこちら。

【年齢が0〜39歳の場合】

  • 補償額$100,000→月額$94
  • 補償額$150,000→月額$113
  • 補償額$200,000→月額$123

39歳以降、年齢が高くなるごとに月額保険料が高くなります。

ビジター保険に比べるとインパトリエイトプランは割高ですが、妊娠出産費用がカバーされるのが大きなポイントですね(条件、支払い上限あり)。

 

わたし
永住権申請をしてカナダ国内で待っている間に妊娠出産の可能性があるのであれば、インパトリエイトプランがおすすめ。

 

ただ、インパトリエイトプランはホームページが英語のみなので、そこがちょっと辛いところですが(´-`).。oO

でも分からない点があれば、日本語で質問ができるのがBIISの良いところです。

さらに詳しい加入条件や補償内容については、こちらから。

 

 

カナダでビジター(永住権申請中)は州政府健康保険に加入できる?

州政府健康保険の加入条件は?

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カナダでの滞在ステータスが『ビジター』の場合、州政府健康保険には加入できるのでしょうか?

州政府健康保険申請の条件や取得までの期間は、州によって異なります。

参考までにトロントのあるオンタリオ州を例に見てみましょう^^

オンタリオ州政府健康保険は『OHIP(Ontario Health Insurance Plan)』と呼ばれます。

OHIPに加入するためには、以下の条件の

  • 『minimum qualifications』の項目すべて
  • 『additional requirements』の項目から最低1つ

を満たしている必要があります。

 

【minimum qualificationsすべて、とは?】

  • be physically in Ontario for 153 days in any 12‑month period
  • be physically in Ontario for at least 153 days of the first 183 days immediately after you began living in the province
  • make Ontario your primary home

出典:オンタリオ州ホームページ

 

【additional requirementsから最低1つ、とは?】

  • Canadian citizen
  • permanent resident (formerly called a “landed immigrant”)
  • have applied for permanent residence, and Immigration, Refugees and Citizenship Canada has confirmed that:
    • you meet the eligibility requirements to apply
    • you have not yet been denied
  • are in Ontario on a valid work permit and are working full-time in Ontario, for an Ontario employer, for at least six months

等々。

出典:オンタリオ州ホームページ

 

また、通常、OHIPは申請から3ヶ月の待機期間があり、この期間は州保険の対象外となるため、自分でプライベート保険を準備する必要があります。

州によって法律が違いますので、お住いの州のホームページで確認してみて下さいね^^

 

わたし
ちなみに私が住んでいるカナダ東部のとある州では、答えは『NO』でした。

 

カナダ移住目的で日本の海外旅行保険に加入できる?

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『移住目的で渡航するのに、日本の海外旅行保険に加入できるのかな?』という疑問、一度は頭をよぎるのではないでしょうか。

インターネット上で保険料の試算をしようにも、帰りの日程が入力できない。目的も、観光・留学・ワーホリ・出張や駐在、どれにも当てはまらない…。

多くの保険会社で、申込みの条件が『申込時点で、日本国内に在住していること』と記載があります。だったら海外転出届けを出している場合は、どうなるの?

次から次へと疑問が湧いてきます。

 

大手某損保会社の海外旅行保険のホームページを読み漁っていると、こんな記述を見つけました。

Q. 現地に住むことを目的として海外旅行保険に加入できますか?

A. いいえ。海外旅行保険は、観光、留学、駐在を目的として海外に行かれる方を対象としています。次のような場合などは、ご加入いただけません。

  • 国際結婚をし、海外に居住する場合
  • 海外でグリーンカード、永住権を保持して居住する場合  など

また、別の保険会社のホームページには、『永住権を使って移住することを目的として日本を出発する場合は加入できない』との記述も。

すべての保険会社の規約を確認したわけではないので断言はできませんが、私のように移民目的で海外へ出発する場合、海外旅行保険に加入するのは難しいようです。

そもそも『移住』は『旅行』ではありませんよね(´-`).。oO

保険会社によって、状況に応じた商品があるかもしれませんので、日本の保険会社も検討したい場合は、ぜひ一度、確認してみて下さいね^^

 

ビジターから州政府健康保険加入まで【私の体験談】

イヌクシュク、先住民、トロント空港

私自身の州政府健康保険加入までの体験談をご紹介します。

カナダ渡航にあたって、BIIS取扱いのAllianz社のインパトリエイトプランに加入してきました。

タイムラインはこんな感じ。

2017年11月BIIS経由でAllianzのインパトリエイトプランに加入(期間6ヶ月)、カナダへ渡航
2018年3月カナダ永住権申請
2018年5月インパトリエイトプランをさらに6ヶ月で更新
2018年7月OWP取得→州政府健康保険に加入、インパトリエイトプランを中途解約

 

ちなみに、私が加入していたインパトリエイトプランは、補償額が最高の$200,000のプラン(月額$123)でした。

【インパトリエイトプランの魅力は】

条件を満たせば妊娠・出産にかかる費用も保証の対象になること(上限$10,000)

少し割高でしたが、ビジターで州保険に加入できない間に妊娠しても大丈夫なようにこのプランを選びました。

余談ですが、実際に妊娠・流産を経験しました。病院から請求された費用は、ER2日間+後日血液検査で約2000ドルほど。保険約款にある通り、かかった費用の80%がカバーされました。

もし保障の厚い保険に加入していなかったらと思うと、身がすくむ思いです。

 

わたし
保険加入・延長どちらもBIIS経由で簡単にできたよ。応対は日本語OKでした。

 

さて、州保険に話を戻して。

実は、カナダ永住権を申請直後に、ダメ元で州保険に申し込みをしたことがあります。やはり『ビジターのステータスでは加入できない』との回答で却下されていまいましたが…。

その後、永住権申請から約4ヶ月目にOWPがおり、州保険に加入することができました。

 

わたし
コメントBIISの保険のおかげで不安はなかったけど、州保険に加入できた時は本当に気持ちが楽になったよ。

 

それから、州保険加入を機にインパトリエイトプランを中途解約。条件を満たしていたため、お金が一部返金されました^^

無保険でカナダの病院にかかると、莫大な費用がかかります。ビジターの期間中は、必ず自分でプライベート保険を準備するようにしましょう。

BIISの医療保険はカナダ永住権申請中の移民待ち(ビジター)でも加入できますので、とても心強いですよ^^

 

まとめに

カナダで永住権申請中に加入できるブリッジス・インターナショナル保険サービス(BIIS)の医療保険についてご紹介しました。

日本出発前・カナダ到着後どちらでも加入できるBIISは、費用が格安なわりに保障内容が充実しています。

私自身、ビジターで州政府健康保険に加入できない時に、Allianz Global Assistance社のインパトリエイトプランに加入していていました。

加入前はメールで色々と質問をして不安を解消することができました。もちろん日本語でしたよ^^

外国で『ビジター』として滞在するのは、立場も気持ちも不安定です。日本国内にいるのとは全く違います。

万が一の時に不安を少しでも軽減できるよう、自分にあった補償内容の保険を準備するようにして下さいね^^

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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