Wise(旧TransferWise)の使い方【海外在住編】口座開設はマイナンバーなしでもOK

こんにちは!

カナダ東部の田舎町に住むMACOです。

マイナンバー制度が導入されて以来、海外在住者(非居住者)の海外送金が難しくなりました。

私が使っているのはWise(旧Transferwise/トランスファーワイズ)という海外送金サービス。カナダから手続きオッケー&マイナンバーなしでも口座開設することができました。

ワイズは使い方が簡単で、着金も早い上に手数料も安いのですごく重宝しています。

今日はワイズの使い方や口座開設のやり方についてご紹介します。

 

【この記事はこんな人におすすめ】

  • ワイズの口座開設方法を知りたい
  • 本人確認書類など必要書類を知りたい
  • 実際の手順を見ながら手続きしたい

 

\口座開設だけすることもできます/

 

Wise(旧TransferWise/トランスファーワイズ)とは?

Wise(ワイズ)は2011年創業の海外送金サービス。本拠地はロンドンで、現在1000万人超の利用者がいます。

ワイズが支持される理由は、送金コストの安さです。

リアルタイムの為替レートを採用し、普通の銀行とはちょっと違う仕組みで送金をしているため、手数料を安く抑えることができています。

こんな仕組み↓↓

『実際のお金は国境を超えていない』という仕組み、画期的ですよね。

私自身、カナダ移住して以来、何度もワイズで日本からお金を送金していますが本当に快適。

手数料が格安なのに加えて、手続きから着金までのスピードがすごく速いです。時間帯にもよりますが、だいたいいつも24時間以内にはカナダの銀行にお金が着いています。

評判や使ってみた感想はこちらに詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【2021年2月22日】

TransferWise社は社名とサービス名を『Wise(ワイズ)』に変更しました。

変更理由として、『ただお金を移動する(transfer)以上に、世界中で1000万人以上の人々の生活、仕事、旅行やビジネス等に役立っているから』としています。

参考:Wise公式ブログ

 

 

【Wiseの口座開設】海外からマイナンバーなしでもOK!必要書類は?

わたし
2020年4月から本人確認の全手続きがオンラインでできるようになったよ。ただし30分で済ませる必要があるので、必要書類をしっかり準備しておこう!

 

Wiseの口座開設には、以下4つのものを準備しておきましょう。

【必要なもの】
  1. 日本発行の顔写真付き身分証明書(パスポートや運転免許証)
  2. 手のひらサイズの紙とペン(4桁の認証コードを書くため)
  3. カメラ付きスマホ
  4. マイナンバーカード(なくてもOK)
  5. 受取銀行の情報

参考:Wise公式ホームページ

各書類について、くわしく説明していきます^^

 

顔写真付き身分証明書

ひとつめに、日本で発行された顔写真付きの身分証明書。

以下のうち、どれかが必要になります。

  • マイナンバーカード(返納されているもの、マイナンバー通知書受付不可)
  • 日本の運転免許証
  • 2020年3月前に発行された日本国パスポート
  • 在留カード

出典:Wise公式ホームページ

すでに海外に住んでいる場合は、運転免許証(日本の)やパスポートあたりが現実的ではないでしょうか。

 

わたし
2020年2月4日以降に申請されたパスポートは、住所記載欄(所持人記入欄)がないよ。新式のパスポートに更新した人にとっては、かなり厳しい状況になったね。

 

受取銀行の情報

受取銀行(送り先の銀行)の情報を準備しておきましょう。

日本から海外に送る場合は、受取先となる『海外の銀行』の情報ですね。

具体的には、こういう情報↓↓

  • 銀行名、支店名、住所
  • スウィフトコード
  • 口座の種類
  • 口座番号

など

これらの情報は、銀行口座を開設した時にもらう書類・各銀行ホームページに記載してありますよ^^

 

マイナンバー(非居住者は省略可能)

マイナンバーありの場合

マイナンバーがある場合は、マイナンバーの番号がわかるものが必要です。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバー関連書類+顔写真つき身分証明書
    (通知カード、マイナンバーつき住民票)

 

マイナンバーなしの場合

私が口座開設した当時(2019年4月)は、マイナンバーがない場合、以下の手順を踏む必要がありました。

【こういう手順↓↓】

非居住者宣言を申告し、アクティベーションコードを書留で受け取ることによって、マイナンバーの提出を省略することが可能(ただし日本国内に本人確認書類と一致する住居がある場合に限る)

2021年3月現在、日本に居住していない場合でも、日本の住所があれば、マイナンバーの提出をスキップ&書留の受取を省略できるようになったようです。

 

 

【Wiseの口座開設】マイナンバーなし海外からの登録方法を解説

口座開設の流れ

海外からマイナンバーなしでWise(ワイズ)に口座を開設する場合、流れはこんな感じです。

【口座開設の流れ】

  1. Wiseホームページに必要事項を登録
  2. 本人確認をする

口座開設の画面は、最初から送金モード(?)でちょっとびっくりしますが、最後に振り込みを保留できます。

送金せずに、とりあえず口座開設だけもできますので大丈夫です。

 

ちなみに、表示されたページが英語でも大丈夫。

transferwise、トランスファーワイズ

画面右上の言語ボタンをクリックすると、日本語に表示を切り替えることができます^^

 

口座開設の手順

さっそく口座開設の手順をチェックしてみましょう^^


Wiseのトップページへアクセスし、

  1. メールアドレス
  2. パスワード

を入力する。

 

 


②すぐに登録のメールアドレスに、メルアド確定のメールが送られてくるので『Confirm my email address』をクリック。

 

 


③メールアドレスの確認完了画面が出たら、『続行』をクリック。

 

 


④『送金する』をクリック。

 

わたし
最後に送金を保留することもできるよ。

 


 


⑤送金金額や通貨を指定する。

左の『料金を比較する』ボタンをクリックすると、Wiseと他6社のレートを比較してくれます。他の銀行に比べてWiseの手数料が安くてびっくり。

 

 

 


⑥『個人口座』をクリック。

 


⑦あなたの情報を入力する。

『ご登録の住所』は日本の住所を入力します。海外の住所を入力するとエラーになるので注意。

電話番号は海外(私の場合カナダ)で使っている携帯番号で大丈夫でした。

 


TransferWise、トランスファーワイズ、口座開設、方法、マイナンバーなし、海外から登録

⑧受取人は『自分自身』をクリック(自分の口座に送金する場合)。

 


⑧送金を受け取る銀行口座の情報を入力する。『確認』をクリック。

 


TransferWise、トランスファーワイズ、口座開設、方法、マイナンバーなし、海外から登録

⑨本人確認をする。

【手順】

  1. スマホで画面情のQRコードをスキャン、または指定のURLにアクセス。パソコンの場合は画面上の『こちら』をクリック。
  2. アップロードする本人確認書類を選ぶ。
  3. 4桁の認証コードを紙に書く
  4. 本人確認書類を撮影x3枚
    4桁の認証コードを書いた紙と本人確認書類の表面
    ♦本人確認書類の厚みと表面情報
    ♦本人確認書類の裏面
  5. 4桁の認証コードを書いた紙と一緒にセルフィーを撮影
  6. マイナンバー書類をアップロード(非居住者の場合は『非居住者の宣言』をしてスキップ可能)

 

私が口座開設した時は『非居住者の宣言』はこんな画面が出ました。

↓↓↓

 

 


⑬送金目的を選んで『次へ』をクリック。

 


TransferWise、トランスファーワイズ、口座開設、方法、マイナンバーなし、海外から登録

⑭送金内容を確認し、『確認して続行』をクリック。

※上の画像では省略していますが、⑧で入力した受取人の口座情報等も表示されます。間違いがないか、よくチェックして下さいね。

 


⑮利用規約を読んで、『規約に合意します』にチェック→『確認』をクリック。

※英語の下に日本語の利用規約もあります。

 


⑯資金の振込み方法を指定して、『送金手続きへ進む』をクリック。

※日本円によるデビットカードでの支払いは、本人確認および住所確認が完了した後にのみ指定可能(でも手数料が高いみたいです)。なので最初は銀行振込を指定します。

 

 


⑰資金の振込先が表示される(画像では省略。点線以下に振込先が表示されます)。

振込の際に、振込人欄には①Pから始まる会員番号または②氏名を入力する必要があります。

私は念のため『会員番号+氏名』どちらも入力しています。(例)P123456 セカイエまこ)

 

わたし
ここで『後で振り込む』を選択すると、いったん手続きが保留されます。

 

本人確認が必要なのは最初の1回だけなので、2回目以降の送金はとても簡単です。クリックするだけで送金が完了するので、とても快適ですよ^^

 

\口座開設だけすることもできます/

 

 

【Wiseの普段の使い方】日本から海外への送金方法を解説

口座開設さえしておけば、普段の送金手続きはもっと簡単です。

Wiseで海外送金をする流れは、こんな感じ。

  1. Wiseで送金の手続き
  2. Wiseの口座に資金を振込み
  3. 入金が確認され次第、送金スタート
  4. 着金

この流れを見て分かるように、日本国内での振込み手続きをする必要があります。

インターネットバンキング経由で振り込むか、日本にいる家族に振込み手続きをしてもらうという流れの方が多いのではないでしょうか。

 

わたし
私はカナダ移住前にネット経由で振込ができるようにネットバンキングを開設してきたよ。

 

実際の送金の流れをご紹介します^^ 画面をタッチしていくだけだから、本当にカンタン。

※画像はスマホアプリで操作した場合のものです。パソコンで操作した時もほぼ同じ画面ですよ。

 


Transferwise、使い方

①Transferwiseのアプリをクリック

②アクティビティ画面下の『送金』クリック

※アクティビティ画面には過去の送金履歴が表示されます。

 


Transferwise、使い方

③送金金額を入力し『続行』をクリック

④受取人を選ぶ(口座開設の時に登録した口座が表示される)

  • 送金通貨を間違えないように気をつけてください
  • 『他社サービスと比較』をクリックすると手数料を比較することができます

 

 


Transferwise、使い方

⑤送金の理由を選んで『続行』をクリック

 

わたし
私は『毎月の生活費』や『自分の貯蓄のため』を選ぶことが多いよ。

 

 


Transferwise、使い方

⑥入金方法は『銀行振込』をクリック。

日本から海外に振り込む場合は、銀行振込のみ指定可能

⑦送金内容(受取銀行の情報やレート、手数料など)を確認して『確認』をクリック。

 

 


Transferwise、使い方

⑧資金の振り込みが終わったら『銀行振込が完了しました』をクリック。

ここで表示されているトランスファーワイズの銀行口座が『資金の送金先』です。

自分のインターネットバンキングに移動して、トランスファーワイズの銀行口座に資金を振り込みましょう。

振込時の振込人欄には『備考欄』に記載されている①Pから始まる会員番号または②氏名を入力。

私は念のため『会員番号+氏名』どちらも入力しています。(例:P123456 セカイエまこ)

 

 


Transferwise、使い方

⑧アクティビティ画面に戻ると、送金が『手続き中』になっているのを確認。

タップして取引内容を確認することも可能です^^

この後、送金開始時、送金完了時にメールがきます。送金が終わったら、自分の口座にちゃんと入金になっているかを確認してくださいね。

 

\口座開設だけすることもできます/

 

スマホにアプリを入れておけば、外出先でも為替を見てサッと入力→家に帰ってから資金振込というやり方もできるよ。
わたし
為替が大きく動いている時は頻繁にチェックして、ベストタイミングを逃さないようにしてるよ。

 

まとめに

手軽に&格安の手数料で&迅速に海外送金ができるWise(旧TransferWise)。

海外在住者の悩みのタネでもあるマイナンバーがなくても口座開設・登録ができるのは本当にありがたいなぁと思います。

最初の本人確認がクリアできれば、普段の使い方は本当に簡単・楽チン。本当に快適です。送金するしないに関わらず、口座開設だけでもしておくと便利ですよ^^

 

\口座開設だけすることもできます/

※本記事は2021年3月時点の情報に基づいています。最新情報は必ずWise公式ホームページにてご確認をお願いいたします。

Sponsored Link