中国の格安航空会社『中国東方航空』。
値段がLCCよりも格安で、利用する旅行者も多いようです。
2017年11月、カナダに移住することになり、色々と航空券を比べた結果、中国東方航空を利用することにしました。
ただ、評判を調べてみると、なかなかタフな口コミが多いようです(笑)特にアジア↔北米は長距離フライト…。
やっぱり悪い評判は気になりますし、なにより安全性が気になりますよね。
実際に中国東方航空を利用した最新の感想をまとめました^^ 機内食や機内wifiの感想も一緒にご紹介します!
中国東方航空の評判・口コミが怖かったけど、長崎→上海→カナダを利用してみたよ。
今回、中国東方航空を利用したのは、11月の終わり頃。カナダ移住に際して、毎日、値段が高めの航空券とにらめっこした末の決断でした。
当時、私は長崎在住で、おのずと出発空港は福岡空港からが多くなります。
参考までに、当初の第一候補は、エアカナダ利用の福岡発・羽田経由のカナダ行き。総所要時間は約23時間で、料金は片道15万円ほどです。最終目的地までの乗り換え回数は2回でした。
※航空券が往復でなく片道なのは、カナダ入国後、永住権の申請をする予定だったためです。入国のために別途、復路の航空券も予約しました。
一方、中国東方航空は、長崎発・上海浦東空港経由のカナダ行き。上海での待ち時間が21時間あるため、いったん空港の外に出て1泊する必要がありました。
お値段は驚きの98,000円! すべて込みの値段、爆安です。
5万円も安いとなるとだんだん心は揺れ始め、以下の理由で中国東方航空の利用を決めました。
中国東方航空に決めた理由はこちら。
- 値段が安い
- 最長フライトが約1時間しか変わらない
Ex.)羽田→トロント:12時間、上海→トロント:13時間 - 機内Wi-Fiがついている
- 少々のことは我慢すればいいか(笑)
値段が安いことはもちろん、決め手になったのが『機内Wi-Fi』。インターネットがあれば、13時間の旅もそう苦痛ではなさそうです。
こうして、若干の不安を抱えながらも、中国東方航空を決意したのでした。
中国東方航空の安全性や評判(口コミ)は?
安全性は?
航空券を予約する時に一番気になるのが安全性。どんなに安くても、安全性に欠ける飛行機には絶対に乗りたくありませんよね。
中国東方航空の安全性は…。
問題なし!!!
その証拠にこちら。
オーストラリアのウェブサイト『Airline Ratings』では、各航空会社の安全性を星の数で表した評価を見ることができます。
中国東方航空は、星7つ。JALやANA、比較していたエアカナダと同じ高い安全性を誇っています。これだけ高い評価を得ているのであれば、安心できる航空会社と言えますね^^
評判は?
さて、おそるおそるリサーチした中国東方航空の評判。噂にたがわず、すごい口コミがならんでいました。
中国東方航空の口コミ
- バックパッカーで格安に済ませたいから利用するけど、普段は利用したくない
- できればもう2度と利用したくない
- 短距離なら我慢できるが、長距離はムリ
- 中国人多く、ずっと喋っている人が多い
- 時間が経つごとにトイレが汚れていく
- 時間が経つごとに通路も汚れていく
- 客室乗務員を呼ぶピンポンが鳴り止まない
- 遅延が多い
((((;゚Д゚)))))))
不安。
上海からカナダまでのフライトは約13時間の旅。さいわい私はどこででも眠れるタイプなので、うるさくても大丈夫だとは思うのですが、トイレが汚いのはつらい…。
水分を最低限にして、トイレを我慢しつつ13時間を乗り切ろうと心に決めたのでした。
中国東方航空の機内食の感想
中国東方航空の機内食は、美味しかったです。
※写真を撮り忘れてしまったので、10年ほど前に乗った時のものを。ほとんど同じでした^^
北米線の機内食は、食事が2回、軽食が1回の計3回。
1回目の食事は『えびの焼きそば』か『豚肉の炒め物+米』から選ぶことができました。私は『えびの焼きそば』を食べましたが、ちょっと味が薄いかな〜という感じ。それに鮭の切り身や、玉ねぎのマリネが付け合わせで付いていました。
2回目の食事は『牛肉の炒め物+米』か『豚の焼きそば』。チョイスした『牛肉の炒め物』は、ピリ辛でしっかりした味付けでした。付け合わせは、ハムとキャベツのマリネ。
3回目の食事は軽食のサンドイッチ。ハムサンドのようなサンドイッチが2つでした。
エコノミークラスの機内食なので、味やクオリティを批評するのはどうかと思いますが、どれも美味しかったですよ〜^^
中国東方航空の機内wifiの感想
中国東方航空には、機内Wi-Fiが搭載されている機体があります。これは航空券を予約する際に、航空機情報に記載されていることが多いです。
また、中国東方航空のホームページで、フライトナンバーからWi-Fi搭載機なのかを確認することもできます。
さて、注意点がひとつ。機内でwifiを使用したい場合は、事前登録が必要です。
中国東方航空ホームページで、予約番号(航空券番号)と名前を入力すると、ネットワークアクセス認証コードが携帯に送られてきます。機内Wi-Fi接続には、このコードが必要になるようです。
私が乗った機体はWi-Fi搭載機で、インターネットをとても楽しみにしていたのですが…。事前登録が必要なことを知らず、使用することができませんでした。残念すぎる…。
中国国内はネット規制が厳しく、フェイスブックはもちろん、グーグルすら使えないことは有名な話です。飛行機の中ではそういったネット規制がどうなっているか等もチェックしてみたかったのですが。
事前登録なしでは、wifiには繋がるけどインターネットには繋がらないという事態になりました。私のような凡ミスを防ぐためにも、これから乗るという方は絶対に事前登録をお忘れなく!!
ただ、機内Wi-Fiがあるにも関わらず、飛行中はスマホやタブレットを使用していると怒られます(笑)フライトモードでもダメだそうで、電源を切るようにと注意される人が続出していました。
この不思議な矛盾がなんとも中国らしく、おもしろいなぁと思ってしまいました^^
<2018年8月14日追記>
今年の1月頃、中国東方航空が機内でスマホ、タブレットの使用解禁と言うニュースが出ていました。東方航空ホームページのwifi事前登録のページがなくなっているので、もしかすると、事前登録は必要なくなったのかもしれません。
※実際に中国東方航空の機内Wi-Fiを使われた方、ぜひ感想を教えてください!
中国東方航空に乗ってみた感想(搭乗レビュー)
実際に13時間もの長時間乗ってみた感想は…すごく良かったです!!!
これまで北米に行く時は、アメリカ系かエアカナダを利用していました。
特にアメリカ系の航空会社って、客室乗務員さんがすごく怖いというか。(むしろちょっとひどい目に遭わされるというか、笑。)とにかく、サービスに関してはあまり期待できないことが多い印象です。
けれども、中国東方航空の北米線はとっっっても快適でした!!!利用するか迷っている人がいたら、おすすめすると思う。

いいところはたくさんあったよ!
- リクライニングが深くて快適
- トイレが清潔
- 機内も清潔
- 機内食がアツアツ
- 客室乗務員さんが美男美女ぞろい
- フライト中にこまめに水を配ってくれる
少し補足を。
まず、リクライニングに関して。私が乗った機体はとても新しく、座席のリクライニングが深くて、すごく快適でした。
トイレもたまに清掃されているのか、清潔感のある状態が保たれていました。加えて、におい玉(懐かしいですね、笑。)が設置してあり、匂いに関しても全く気にならず。
最後に、こまめなお水の提供に関して。機内の湿度は5〜20度。機内は砂漠なみに乾燥していると言われています。長時間のフライトで、こまめにお水を配ってくれるというのは本当にありがたいことですね^^

悪いところはひとつだけ。
- Wi-Fiが使えなかった
でも、これは事前登録をしていなかった私のミス。だから、悪いところは特に感じなかったと言えるかも。
となると感想は、まわりの人たちのマナーにも大きく左右されるのかもしれませんね。そういう意味では運が良かっただけかもしれませんが、これからもぜひ利用したいと思わせる快適さでした。
余談ですが、客室乗務員さんが美男美女ぞろいで目の保養になります(笑)シュッとしたスリムなアジアンビューティーが多くて、選ばれし若者たちなんだろうな〜と感心してしまいました。
まとめに
2017年11月、実際に中国東方航空に乗ってみた感想は、『すごく良かったし、また利用したい』でした^^
インターネット上の評判を見てみると、なかなかタフな口コミが多いのもたしか。もしかすると私の運が良かっただけかもしれません。でも、機内食も美味しかったですし、シートも快適でしたし、サービスも悪くなかったですよ〜。
航空会社のランキングサイトをみる限り、安全性についても問題なさそうですよね^^
今回、自分の凡ミスで機内Wi-Fiを体験できなかったことだけが心残りですが、次の機会にぜひトライしてみたいと思います!
上海空港での無料WiFiを使うなら上海浦東国際空港から乗り継ぎの場合は、無料wifiの使い方もどうぞ。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。